会長ブログblog

2019.02.09

ジャズと雪と

今夜は第31回魚沼国際雪合戦の前夜祭と小出スキーカーニバルが開催される。

今年から「小出国際雪合戦」を「魚沼国際雪合戦」に改め、新たなスタートとなる。
町村合併から15年が経過し、小出から魚沼に変わる。ずいぶん長くかかったが、
元々小出商工会青年部が始めた事業で、商工会は旧町村単位で残っているから
名前もそのままだったが、最近は各青年部の交流も盛んで自然の流れといえる。

私の子供時代は冬は専らスキー場でスキー三昧だったから、寒いのは嫌だったけど、
雪は嫌いじゃなかった。雪国に生まれ育ったからには、雪遊びができる楽しさを
謳歌しない手はない。雪の降らない地域のお客様はスキーやスノボーができなく
とも、雪に触れているだけで楽しんでいる。やはり雪は特別なものなのだ。

このほど、元スイング・ジャーナル編集長の児山紀芳氏の訃報が届いた。
スイング・ジャーナルは戦後まもなく創刊され、2010年の休刊まで60年余
続いたジャズ専門誌だ。ジャズの新盤紹介を☆の数で評価したり、名盤の誉高い
レコードをゴールド・ディスクと称して復刻させたりした。

レコード時代の終焉と共に、スポンサーが付かず、発行部数も少なくなったため
休刊に追い込まれた。歴代編集長には久保田二郎、岩波洋三、中山康樹、三森隆文
などがいて、ジャズ評論家という職業もあった。代表格は油井正一で、野口久光に
大橋巨泉、イソノ・テルヲなどがレコード評を書いていた。

スイング・ジャーナルの休刊という状態はある意味良い選択だったと思う。
休んでいるのだから、復活もありうるはずだ。折しも、レコードが根強いファンに
支えられ、ターン・テーブルやカートリッジも製作されているし、レコード盤も
復活し新プレスもされていると聞く。

家電量販店のオーディオ・コーナーに行ってみると、輸入高級機種のアンプや
スピーカーに交じり、ターンテーブルも堂々と並んでいる。パナソニックの
SLシリーズやDENONの高級機種も健在だ。ただ高額すぎて、若者には
手が出せない感もあるが、見ているだけでも楽しい。

雪が積もると空気が澄んで、雑音も消え、レコードを聴くには絶好の環境になる。


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