会長ブログblog

2019.02.02

恵方巻き

2月に入り、今日から「結いの灯り・魚沼雪洞まつり」が始まり3月上旬まで続く。

14年前に発生した「中越大震災」からの復興と、安心・安全なまちづくり、そして、
寒く暗い冬を、明るく楽しく美しく過ごそうと震災の翌年から取り組んで来た。
10年を一区切りとして、11年目からは雪洞(ゆきんどう)まつりとして
行っている。この期間、魚沼の各地で思い思いの雪像を造りローソクで灯りを燈す。

集落やコミュニティー協議会で取り組む、重機を使った大掛かりな雪像から
家族や友達で造る可愛らしい像まで、様々な作品が市内あちらこちらを飾る。
週末毎に行われる、各地区スキーカーニバルや伝統的な祭事などに合わせて
雪像を造り、雪灯籠の暖かな灯りが沿道に花を添える。

明日は節分を迎えるが、最近は「豆まき」よりも「恵方まき」が有名になった。
関西発祥らしいが、起源は諸説あり定かでない。むしろ、太巻き寿司を売って
商売に結び付けるスーパーやコンビニのお陰で、すっかり国民的行事になったが、
この頃は、売れ残って廃棄される食品ロスへの批判から、予約制になっている。

先月末、フランスの作曲家ミシェル・ルグランの訃報が届いた。86歳だった。
ジャック・ドゥミ監督で、カトリーヌ・ドヌーブ主演「シェルブールの雨傘」の
主題歌があまりにも有名だが、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスやダニエル・
ダリュー、ミシェル・ピコリ等と共演した「ロシュフォールの恋人たち」も良かった。

スティーブ・マックイーン主演「華麗なる賭け」の主題歌「風のささやき」は
畳みかけるような美しい旋律で、ジェニファー・オニール主演の「思い出の夏」
も同様の作曲法が特徴だ。クロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」は
フランシス・レイと2人で音楽を担当した。

ミシェル・ルグランはコンポーザーの他にジャズピアニストとしても活動し、
マイルスやコルトレーンとも共演しているし、ボーカルではジャク・ジョーンズ、
ジョニー・マティス、女性ではサラ・ヴォーンやリナ・ホーンとも演っている。
リナ・ホーンとルグラン楽団の「シェルブールの雨傘」は好きなアルバムの一枚だ。

♪ If it takes forever I will wait for you For a thousant Sammer ・・・


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