会長ブログblog

2018.12.22

3K職場の誇り

今週も天気は愚図ついたが、積雪が増えず平場のスキー場は開店休業状態だ。

最近は温暖化の影響か、正月まで雪の少ない年が数年に一度のペースで現れる。
平場のスキー場は、12月から3月中旬までが営業期間だから、スタート時での
出遅れは回復が難しい。このままでは年末年始の営業も懸念される。
一日も早く雪国らしい景色になる事を祈るばかりだ。

今日は冬至、一年で最も昼時間の短い日だ。キリストの誕生記念日も一年の
区切りも、この時期に重なるのは偶然ではなく、太陽の位置から割り出された
天文学的見地によるものだ。昼時間が最も短い事から、一陽来復と呼び、
太陽が復活する良い日として捉えられている。

日本の総人口が減り、少子高齢化社会で労働人口も急激に減少している。
そうした環境から、様々な産業界では労働者不足に対応するべく働き方改革に
取り組んでいる。又、先の国会では外国人を活用する法案も通ったところだ。
建設業も働く人財の確保が最重要課題になっている。

かつて3K職場と呼ばれ、いかにも労働環境の悪い代表のように言われたが、
そもそも3Kとは、危険、きつい、汚い、を捩って付けられた呼び方だ。
私の感覚では、危険な職業の代表は警察官や消防士、自衛隊などだと思う。
きつい職業といえば、最近では介護士や看護師などが代表だろう。

汚いと呼ばれる仕事なら、清掃業や下水浄化槽の管理などが思い浮かぶ。
しかしながら、今あげた職業は何れも私たちの社会に無くてはならない仕事だ。
誰かがやらなければならない3Kの仕事をやってくれている人は、尊敬される
事はあっても卑下されるようなことがあってはならない。

翻って、私たち建設業がもし3Kと呼ばれる職場なら、それは社会にとって
掛け替えの無い仕事をしているのであって、寧ろ誇りに思わなければならない。
我が業界の代表で参議院議員を務める佐藤信秋先生が、給料が高い、休日が多い、
希望が持てる、新3Kの建設業づくりを標榜し活動してくれている。

仕事を通じて形に残るものを造り、同時に社会貢献出来るのが建設業の魅力だ。


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