会長ブログblog

2018.12.15

災い転じて福と為す

♪ 雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう サイレントナイト ・・・・

毎年季節が巡ると思い出す歌があるが、クリスマス前の今頃ならこの曲だろう。
昨日は12月14日、忠臣蔵赤穂浪士の47士が討ち入りした日だった。
新潟日報の日報抄に、AKB48やNGT48の話題で1人休むと忠臣蔵という
お笑い芸人のネタが載っていた。

先日何年か通っている新潟の人気寿司店主が、サーモンが寿司ネタだと
思っている人が多いと嘆いていた。そういえば、かつて納豆巻きというものが
寿司屋で初めて出された時にも違和感を感じた時代もあった。寿司でいえば
回転ずしが登場してから手軽になったが、江戸前鮨とは違うものになった。

寿司ネタでは相変わらずマグロが人気だし、流通の進歩からヒカリモノと
呼ばれる、アジにサバ、サンマやイワシなども美味しく頂けるようになった。
話のネタや手品のネタなどとして使われるのは、仕掛けというほどの意味だが
ネタバレやガセネタは勘弁願いたい。

今年も残すところ半月になり、慌ただしく年の瀬が過ぎてゆく。
恒例の今年の漢字が発表され「災」になった。平成16年以来2回目となる。
平成7年から始まり今年が23回目、複数回選ばれているのは「金」と「災」。
「金」は3回選ばれ、何れもオリンピックイヤーでカネがらみの事件もあった。

「災」は2回目だが、前回は平成16年。豪雨に台風や猛暑そして当地で
中越震災が起こった年だ。今年も豪雪や豪雨、台風の襲来に大阪と北海道の地震。
漢字一文字で一年を表すので、良かった年と良くなかった年がはっきりする。
歴代、安、新、輪、愛、絆、金などは良いイメージだろう。

反面、良くないイメージは、変、暑、偽、毒、倒、震、そして今年の災だ。
「災い転じて福と為す」来年こそは「福」が選ばれる年にしたいものだが、
今から予想できないが、新元号の一文字が選ばれそうな気がする。
元号には暗い文字や悪い文字は使わないだろうから期待できる。

冬の来し 越後の山は野ざかひの 端山の奥に白くつらなる (柊二)


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