会長ブログblog

2014.08.16

特上寿司

♪ 守もいやがる盆から先にゃ 雪もちらつくし子も泣くし ・・・

今日はお盆明けの藪入り、丁稚奉公の時代でも里帰りが許される日だ。
今は特別に藪入りがなくとも、何時でも実家に帰れるし休日も増えた。
明日は大湯温泉のお祭りで、夜は花火大会が行われる。
山あいの地形ゆえ、空一面に拡がる花火と豪快な反響音が売りだ。

お盆やお正月、そしてお祭りになると流行るのがスーパー・マーケットと
鮨屋さんだ。 スーパーは駐車場の出入り口に警備員を配して車の誘導を
図るほどの混雑だし、鮨屋さんは予約の出前注文を握るのが精一杯で、
お店は開店出来ない状態になる。

鮨といえば鮨屋さんで食べるものだったのに、この頃は回転寿司チェーンや
スーパーにも寿司に似たものが売られていて、老舗の鮨屋に元気が無い。
以前、鮨屋のカウンターの上のネタ札に値段は書いてなかったから懐具合と
相談しながらの注文だったが、最近は値段別に表示してある店も多くなった。

鮨屋から回転寿司やスーパーにお客様が流れるようになった理由は幾つか
有るのだろうが、一番は料金だと思う。 値段が高いだけじゃなく、
時価などと書かれたらそもそも幾らか解らない。
そうした不透明さが高い値段よりも敬遠される理由だろう。

きまりの一人前にしても、今どき並寿司、上寿司、特上寿司などと極めて
分かり易く、注文し難い表示になっている。 せめてうなぎ屋みたいに松・竹・梅
くらいの配慮があっても良いではないか。 お好みで注文しても通常は二貫で
出てくるので、価格表示のある店でも値段は倍になる。 不親切だ。

8月15日を終戦記念日と呼ぶのは日本だけだ。 アメリカやイギリスなどの
連合国側や中国、韓国でも戦勝記念日と呼ぶ。 8月に入ってからも長岡を始め
多くの都市が空爆に曝され、多数の犠牲者を出した。 7月にはポツダム宣言が
出されその時点で受諾していれば、広島・長崎の惨状も無かっただろう。

ここに若く 睦び学びしわが友ら 行き行きて戦火の 中より戻らず (柊二)


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