会長ブログblog

2014.02.08

ソチ・オリンピック開幕

今週は、立春からの本格的な強い寒波により、雪国らしい降雪となった。

先週、今冬の雪も先が見えてきたようなことを書いたバチが当たったのか。
記録的な小雪だと思っていたら、立春からの2日間に1mを超える降雪で、
景色も一変した。 お蔭様で明日開催の「小出国際雪合戦」の会場は完璧に
整って、今夜の前夜祭と小出スキー・カーニヴァルにも良い演出となった。

いよいよソチ・オリンピックも開幕し、競技の様子もテレビ画面に映し出される。
冬季オリンピックは夏季に比べ歴史が浅い事もあり、技術の進歩が素人目
にも良く分かる。 スキーはアルペンもノルディック競技も道具が進歩した上
テクニックも格段に上がった。

スラローム競技は基礎体力と柔軟性が増し、滑走テクニックの変化により、
上半身のブレが無く、ストックワークも変わった。
ジャンプも昔はスキー板を揃えて腕は真っ直ぐ頭上へ伸ばした姿勢で飛んだが、
スキーはV字に開き、腕は後方でバランスを取る姿勢に変わって飛距離が伸びた。

フィギィア・スケートに至っては、ジャンプもスピンもスピードも格段に進歩した。
札幌や長野大会から比べても、技術力の差は歴然だ。 ボード系も進化が早い。
ハーフ・パイプの高さや大きさも以前とは比べものにならない規模になったから、
滞空時間が長くなり、その分高度で複雑なパフォーマンスが要求される。

冬季大会は雪と氷が相手だから摩擦係数が低い所での競技という特徴を持つ。
夏季大会は逆に摩擦が無ければ成り立たない。 夏季がコンマ数秒の時間短縮や
数センチ伸ばすのに何年もかかるのに、冬季大会は劇的な進歩を続けている。
雪国に住む私たちにとって、雪が無ければ成り立たない冬季大会は感慨が深い。

国際雪合戦の前夜祭でのあいさつでは、雪合戦がオリンピック種目になれば
この会場から代表選手が輩出されるだろうと毎年言ってきた。
建国記念の日には、鈴木牧之の北越雪譜にも紹介された越後堀之内の
「雪中花水祝」が行われる。 これからが雪遊び本番を迎える。

♪ 今咲き誇る花たちよ 天高く羽ばたけ 愛すべきこの世界を彩るように


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