会長ブログblog

2013.06.15

生活習慣

先週の週末は、魚沼春のスポーツ・イベントが、いくつか開催された。

金曜の夜半からの激しい雷雨は明け方まで続き、四日町の諏訪神社の杉に落ち
社を焼いた。 ようやく7時くらいには雨も上がり、地域振興センター前で
パラグライダー公式戦「鳴倉カップ」の開会式が行われた。
席上、全国から集まった選手たちの健闘と無事故での大会終了を願った。

天候もあって競技は少し遅れて始まったが、初日が無事に終了した。 
その後、競技役員が下山途中に高圧線に引っかかってしまい、救出劇が全国に
報じられた。 幸い送電線の保守点検員の方に救出され、大事には至らなかった。
ベテランの地元役員でも、事故は起こるのだからスカイスポーツは侮れない。

日曜は自転車で初夏の魚沼路120kmを快走する「ロングライド・魚沼」と
お隣では「南魚沼グルメ・マラソン」が開催され、多くのランナーで賑わった。
アスリートたちは、日々の訓練を重ね、こうした大会に出場している。
今の時代、何もやらないでいると生活習慣病と呼ばれる体調不良に陥る。

昭和30年代の頃までは、栄養状態の悪さからくる病気が流行った。
栄養失調という言葉が普通に出てきたし、脚気や鳥眼、皮膚病なども多かった。
肝油ドロップなど栄養補助食品でバランスを保った。 足りないのを補助する
のはそう面倒ではないが、余った栄養を消費するのは容易な事ではない。

テレビCMでは、健康器具とダイエット食品の通販が毎日流れる。
何れもが毎日一定の運動をやったり、毎日食べなければ効果は出ない。
毎日やれるのなら簡単で、普通の食事でのカロリー制限でOKだし、
簡単なスクワットでもやれば器具も健康食品も必要ない。

そんな分かりきった事が出来ないから生活習慣病と呼ぶ。 病気なのだ。
健康がブームになり、スポーツが身近になっても健康な人が増える訳ではない。
健康診断や人間ドッグの数値を気にしながら、結果としては何も変わらない
日々を送っている自分がいるが、精神状態はそんなには悪く無い。

花の色はうつりにけりないたづらに 我が身世にふるながめせし間に (小野小町)


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