株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

平昌オリンピック

17日間に亘り熱戦の続いた平昌オリンピックもいよいよ閉幕を迎える。

冬季大会の屋外種目は厳しい気象条件の下で行われる上、スキーやボードの
コース・コンディションはスタート順や風の影響を受け刻々変化する。
又、コースセッティングも会場合わせとなるから大会によってまちまちだ。
だから、タイムや順位は競うが記録は残らない。

スケートは屋内競技だからタイムや得点も記録として残る。
今大会でも幾つもの新記録がマークされ、フィギィアでも高得点が出ている。
そしていつもの事ながら、国別の獲得メダルを数えては俄かナショナリストと
なって一喜一憂しているメディアがある。

人類の祭典のはずがいつの間にか国威発揚の場と化す。テレビでは過去
最高のメダル数を超えたと伝えるが、そもそも競技数や種目数が違う。
長野大会は7競技68種目で戦ったが、スノーボードのビッグエアーや
カーリングの混合ダブルスなどが加わり、15競技102種目に増えた。

テレビの報道姿勢を見ればクーベルタン男爵の提唱したオリンピック憲章
には程遠い。理解できないでもないが、自国とメダルに拘り過ぎる姿勢は
選手たちには大きなプレッシャーだろう。そもそも冬季大会は雪寒地の
競技ゆえ、暑い地域や南半球にとっては条件的にも厳しい。

そんな中、スピードスケート女子500mで優勝した小平奈緒選手の
レース後のスポーツマンシップが話題になっている。レースではライバル
同士だが、人としての友情は別だとお互いを讃えあう姿が素晴らしい。
2人を見ればどちらが勝っても同じ行動をとるのは想像に難くない。

金、銀、銅という、あまりにも分かり易い色と素材でメダルを造ったから、
4位以下は天と地ほどの差になってしまった。競技だから順位も大事だが、
あの場に参加できる事自体、アスリートとして世界のトップに立つ証拠だ。
出場した全ての選手に敬意を表し、心からの声援を贈りたい。

寒く厳しかった今冬も、来週はもう3月。春を待つばかりの時季に入る。