2018.02.17

イタリア系歌手

今週はこの冬一番の降雪があったり「春一番」が吹いたりで忙しい天候だった。

毎年、建国記念の日に行われている「雪中花水祝」の日は、例年になく晴れ亘り
穏やかな天候の下進行した。午後４時を回り八幡宮境内で「入魂式」を終え、
いよいよ本番の「水祝いの儀」に向け隊列を整え記念撮影している頃、不意に
強風が吹き荒れ、夥しい量の雪が舞い降りてきた。

天気は吹雪模様に一変し「花水祝」に相応しい冬景色を演出してくれた。
それにしても今冬は雪の降り方が荒っぽい。そして降雪量も然ることながら
気温が低く寒い日が多い。熱戦の続く平昌でも、冬季五輪特有の低温と強風に
翻弄されながらも活躍する選手たちの姿が毎日届けられる。

そうした中、歌手のビック・ダモンの訃報が届いた。懐かしい名前を見て、
甘い声と歌唱力を思いだした。彼らが活躍した時代の映画やテレビの主題歌は
いかにもアメリカらしい雰囲気に溢れていた。そういえばフランキー・レイン
という名前も思い出される。何れもイタリア系アメリカ人だ。

イタリア系の歌手といえばフランク・シナトラとトニー・ベネットが双璧だ。
他にもディーン・マーチンやボビー・ダーリンといった錚々たる顔が浮かぶ。
ロック界でもフランク・ザッパやボン・ジョヴィ、マドンナにレディー・ガガ、
更にはローラ・ニーロやシンディー・ローパー等々。

映画の世界でもフランシス・フォード・コッポラやマーティン・スコセッジ、
フランク・キャプラにクエンティン・タランティーノ、マイケル・チミノ
などの監督たち。俳優ではアル・パチーノにロバート・デニーロ。
シルヴェスター・スタローンもそうだし、レオナルド・ディカプリオや
ニコラス・ケイジなども人気がある。

日本でも芸能界やショウ・ビジネスの世界では多くの韓国系や中国系のスターが
活躍している。人気と実力だけがものを云う世界だから、マイノリティーでも
問題なく活躍できるのはアメリカも日本も一緒だ。映画ゴッド・ファーザーは
そうした社会を一つのファミリーを通して描いた傑作だった。

今夜は雪国ならではの真冬の楽しみ「吹雪の神湯　昔語りの夜」が行われる。

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