会長ブログblog

2018.01.06

平成30年

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年末年始は比較的穏やかな天候で、落ち着いた新年を迎えることが出来た。
平成に入り30年が経ち、明治維新から150年を迎える年となる。
50年前に「明治は遠くなりにけり」という言葉が流行った事を思い出すが、
明治からの100年より、その後50年間の変化の方が急かつ大だ。

50年前というと1968年、昭和43年でいざなぎ景気の真っ只中で、
製造業の機械化により大量生産大量消費の時代だった。
その後登場したコンピューターが情報処理能力の飛躍的スピードアップを
可能にし、インターネットの登場で世界の情報が瞬時に繋がる事になった。

そして今はAIという人工知能が登場し、第四次産業革命の時代に入った。
人口知能という発想は随分前からあったが、それが現実のものとなり
今後はあらゆる場面で活躍することになるだろう。
そうした技術革新が地球上のあらゆる生命に良い結果を齎すことが望まれる。

若い頃は新年がめでたい理由が分からなかったが、歳を重ねるに従い無事に
年を越すことのありがたさを感じるようになった。弛むことのない時間の
流れは私たちに等しく機会を与えてくれるが、消費する時間の長さが結果を
与えてはくれない。

年が改まるタイミングは日常の延長から気持ちを新たにする機会でもある。
新たな仕切り直しが出来るのも新年なればこそだ。だから新年会は決意表明
の場でもある。この1年をどんな年にしたいのか、考える好機だ。
始まりが冬なのもありがたい。季節の巡りが期待を抱かせる。

戦前、戦中、戦後と戦争が時代を分けた激動の昭和は64年を以って幕を
閉じたが、平成は来年5月に改元される予定だ。歌の世界では昭和歌謡と
いうジャンルが有るが、平成時代が未来に残す遺産は何だろう。
時代の共有感が薄れる中で、残すべき価値を創るのも私たちの課題だ。

♪ そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな ・・・


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