2011.12.24
一昨日は北半球では昼時間が一番短い、一陽来復の日「冬至」だった。
二至二分の中でも、最も暦の基本となる日であり一年の周期の始まる日だ。
クリスマスはキリストの生誕記念祭だが、物語からはこの時季には当てはまらない。
誕生日ではなく、この日を生誕祭にしたのは多くの人が想像するように、一年の始まる日
「冬至」が神の誕生を祝うにふさわしい日だからだろう。
先週末からの降雪ですっかり雪国になり、文字通りのホワイトクリスマスだ。
奥只見丸山や大原に続いて、須原や大湯温泉、小出や薬師のスキー場も一斉に
オープンし、冬休みに合わせるように本格的なシーズンを迎えた。 子供たちにとっても
特別な年だったから、カレンダーの巡り合わせでちょっと長い冬休みがプレゼントされた。
冬休みはスキー・シーズンと共にやってきて、クリスマスやお正月といった大イベントが
続く。 雪の降らない地域では、こうしたハッキリとした季節感や情緒が味わえないから
この時季ばかりは雪国に生まれた事に感謝しよう。 雪が齎すのは景色や風情だけで
は無い、全てが雪の下になる事で「極まりを着ける」事が出来る。
極まりを着けるという考え方は、仕事でも人生でも重要だ。 時間は止まることなく進む。
一日でも、一週間でも、一年でも弛まずに時間は流れてゆく。 そうした連続の中で、
節目節目でケリを着けてゆかないと、メリハリの無い仕事になったり、人生になる。
しかし、どうしたタイミングでケリを着けるかが難しい。
今日出来なかった事は、明日も出来ないのが普通だ。 同じように今年出来なかった事
は来年も出来ないだろう。 しかしながら、やれるチャンスは何時でもある。
やるキッカケを見つける事で、出来なかったものが出来るようになる。
そう、季節や暦の変わり目が、考え方を変えるキッカケになる。
クリスマスの色と言えば赤と緑。 クリスマス・ソングとなると「ホワイト・クリスマス」とか
「サイレント・ナイト」が有名だが、男性ヴォーカルのメル・トーメが僅か3~40分で造った
と言われる「ザ・クリスマスソング」が好きだ。 ナット・キング・コールに歌わせてヒットした。
本人の唄やシナトラも良いが、ジェームス・テイラーが特に良い。
♪ Chestnuts roasting on an openfire Jack Frost nipping at your nose ・・・
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