2021.07.17
来週23日は、いよいよ2020東京オリンピックが1年遅れで開幕を迎える。
22日は海の日、23日はスポーツの日の振り替え休日で4連休となる。
海の日は元々7月20日に決まっていたが、ハッピーマンディー法により7月
第3月曜に変わり、昨年今年はオリンピックに合わせた特例で22日になった。
開会式に先行し、21日から女子サッカーやソフトボール競技が始まる。
スポーツの日は、1964年の東京オリンピック開会式が行われた10月10日
を記念しての祝日、体育の日になった。こちらもハッピーマンディーで10月
第2月曜に変わり、昨年からはスポーツの日として名称も変わった。
更には山の日も、特例で8月11日から閉会式が行われる8月8日に移動した。
秋のスポーツの日は学校や会社の運動会シーズンだし、海の日も7月20日から
少し移動はしたが、時期的に理解できる。山の日が何故8月11日に決まったのか
よくわからない。月遅れのお盆休みを前倒しし、休みを取り易くすることが目的
だったのか。他の祝日にはそれぞれ起源や日にちに意味があるのだが。
4年に一度のオリンピック、予期せぬ肺炎禍により1年延びたが、ヨーロッパの
サッカーやメジャー・リーグが日本の感染状況より深刻にも関わらず、多くの
観客を入れて行われているのに、東京オリンピックを無観客で開催しなければ
ならない理由が分からない。プロ野球や大相撲も観客を入れて開催している。
我が国の世論形成はマスコミの影響が大きい。過去1年半に亘る報道のトップは
新型肺炎の話題が占めている。それも、感染者数に終始し、重症者数や受け入れ
病床の占有率などはあまり話題にしない。真に必要な情報でなく、単に感染者数
が多い少ないに留まっている。マスコミ報道の在り方を考えるべきだ。
もっと言えば、人口1400万人に迫る東京の感染者数と人口数十万人程度の
県との数値の単純比較では実態は見えない。人口当たりの感染率とか、重症者数
や病床占有率など医療体制こそ話題にすべきだ。折角のオリンピックがこれほど
までに、悪者扱いされるのはマスコミ報道に主因がある。
我が国が文明国としての自負が有るのなら、オリンピックを盛大に祝いたい。
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