会長ブログblog

2021.05.29

ふるさと自慢

♪ 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘北国の あゝ北国の春 季節が ・・・

26日の皆既月食は夕方以降曇り空が拡がり、残念ながら姿を現さなかった。
空を眺めて、月や星を観測することは滅多にないから、貴重な現象だったのだが。
今年はもう一度11月に食分0,978というほゞ皆既に近い月食が現れる。
しかし、11月ともなれば雪国では、時雨模様になる可能性が高いのでどうか。

来週6月1日は、魚沼から行く尾瀬ルートが開通する。遊覧船で奥只見湖を渡り、
会津バスで沼山峠に向かい、登山道を3km1時間ほど歩けば尾瀬沼に到着する。
昨年は尾瀬学校で環境学習する子供たちも限定的となった上、尾瀬ツアーも催行
中止となり、入山者数は極端に減った。こんな所にも新型肺炎禍が災いした。

魚沼市は旧6町村が合併し平成16年に誕生した町だ。旧湯之谷村の南東部に
尾瀬国立公園が含まれ、東電小屋や三条の滝、平滑の滝、平ヶ岳などが位置する。
日本百名山、越後駒ケ岳の麓に古くからの大湯、栃尾又温泉が有り、他に折立、
駒の湯、銀山平などの温泉地が湯之谷温泉郷を形成する。

一方旧入広瀬村は元村長の故須佐昭三氏の発案による、山菜共和国という独立国家
で、山の恵み豊かな大白川集落を中心に、大統領や外務大臣など共和国を構成する
閣僚も任命されていた。国歌は遠藤実先生の「北国の春」の替え歌だった。
共和国民も、遊び心溢れるこうした取り組みを楽しんで生活していた。

魚沼市は豊かな自然が織りなす景観に恵まれた美しい地域だ。しかし、人口減少や
高齢化が進み、中心市街地の賑わいが薄れるにつれ人々の愛郷心に変化が生まれる。
わがまちの良さを見失い、近隣の町と比較し、優劣を付けたり、子供たちの前でも
自虐的な言葉を無遠慮に吐き出したりする不幸な大人が増えている。

今週(一社)魚沼市観光協会の総会が開催され、引き続き会長を務める事となった。
観光産業は宿泊業を始め、交通事業、飲食業などを通じて、農業や食品加工業など
すそ野の広い産業で、多くの雇用も生みだす。観光振興は地域愛を育み、誇れる
ふるさと創りを推進できる。まちづくりの基礎となる地域産業の要と位置付ける。

♪ 山菜 ふるさと 入広瀬 みどり濃い山々越後路の あゝせせらぎの里 ・・・


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