株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

文化庁長官

♪ あなたの心に風があるなら そしてそれが春の風なら わたし一人で吹かれて ・・・

年度末に入り各種団体の会議が頻繁に行われるようになった。何時もは午後の会議で、
終了後は懇親会という名の宴会があるが、新型肺炎禍のため懇親会は開催されない。
多くの団体が、計画通りの事業が出来ず予算を残しての決算となっている。その陰で、
料理屋やホテル・旅館、飲食店、交通事業者などは、著しい不況に喘いでいる。

我が国では、人と人との関係構築には酒席での懇親が必要不可欠と位置付けられていた。
だから、何時の時代でも総会などの後には宴会はつき物だった。新型肺炎でもなければ
今年も間違いなく行われていた筈だ。そうした時間を通じてお互いの理解が深められた
事は間違いない。ワクチン接種開始により、早く収束する事を願わずにいられない。

総務省幹部が利害関係にある通信事業者から接待を受けていたという週刊誌スクープで、
国会やワイドショーが賑やかだ。元より接待で行政の公平性が歪められるような事が
あってはならないが、以前起きた大蔵官僚への官官接待事件を思い出す。予算を握る
大蔵官僚を他省庁や自治体が接待する事で、予算確保を確実にしたいという事件だった。

以来、官官接待は禁止となり、影響で綱紀粛正が叫ばれ、役所内部のみならず各種団体
との会合も人数制限や着席での懇親会の禁止などが決められた。その影響を一番被った
のは、料亭や芸妓などの業界だった。我が街でもそうだし、新潟市や長岡市の料亭や
花柳界も多くが姿を消した。日本独自の伝統文化でもある業界を失ってしまった。

文化といえば、このほど新しい文化庁長官に作曲家の都倉俊一氏が就任するという。
現在の長官は東京藝術大学長を務められた金属工芸家の宮田亮平先生だ。ふるさとを
愛し、何時も佐渡方言の「だっちゃ だっちゃ」を連発する気さくな人柄だった。
魚沼にも石川雲蝶の彫刻を見に来て頂いたし、新潟県人会には毎回参加されていた。

歴代文化庁長官は芸術系の大学や美術館、博物館の出身者が多かったと思うが、作曲家
というのは珍しい人選だ。それも、流行歌の世界で一世を風靡した人だ。阿久悠との
いわゆる「あくとくコンビ」はピンク・レディーや山本リンダなど、型破りなスターを
誕生させた。異色の長官就任により、文化行政がどう変化するのか楽しみでもある。

♪ 五番街に行ったならば マリーの家にゆき どんな暮らししているのか ・・・