2021.01.23
♪ 思ったよりも夜露は冷たく 二人の声もふるえていました あ~あ~ ・・・
今週20日から二十四節気の大寒に入った。来月2日の節分までが一年で最も寒い
期間と名前が表しているが、二十四節気は元々中国内陸部で生まれた暦だから、
日本とは少し時期がずれる。だから「暦の上では春とはいえまだまだ寒い日が続き」
などといわれる。それにしても、今冬は豪雪や低温の日が多い。
今でも中国や韓国を始め東アジア諸国では、立春の旧正月を盛大に祝う慣わしだ。
季節の変化は私たちの人生に良いアクセントを付ける。どんなに寒く厳しい冬でも
もうしばらくで春はやって来る。一番寒い時季は寒さの底であり、これから先は
徐々に暖かくなる事が分かっているから、我慢できる。
太陽暦では、冬至をもって1年の始まりとするのが、合理的だと思う。現実には、
冬至が12月21日頃だから10日ほど遅れての新年だ。クリスマスが、冬至に
近い日に設定されているのも、2000年前に冬至の正確な日時を特定する事が
難しかったのと、それまでの暦との調整もあり、数日遅れになった事と思う。
ひと月前までは、4時過ぎるとすぐに暗くなったものだが、この頃、夕方5時
過ぎてもまだ陽が残り明るい。1日に1分くらい日没が遅くなっている。
一方、日の出も少しずつ早くなって、7時近くまで暗かったのが、6時30分
過ぎると一気に明るくなる。太陽のありがたさを感じる日々だ。
大相撲初場所が終盤を迎えた。今場所も両横綱休場の上、新型肺炎ウイルスの
陽性反応が出て、部屋単位での休場を含め65人もの力士が休場する寂しい場所
となった。初日から上位陣が連敗するなど、荒れた土俵となり、優勝の行方も
千秋楽まで縺れる展開だ。ここ2年ほど横綱休場場所はいつも混戦となる。
今場所注目された大関貴景勝の綱取りが、よもやの初日から4連敗で帳消しと
なり、期待された朝の山も前半戦で五分の星。平幕の大栄翔が8日目迄上位陣に
全勝し、中日勝ち越しを決め一人気を吐いた。しかし、後半下位に星を落とし
優勝争いは、大関正代と二人に絞られてきた。最後まで目が離せない展開だ。
♪ 風は北風冬風 誰をさそいに来たのか 子供は風車まわしまわされ ・・・
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