株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

あれから半世紀

11月も残す所3日、来週は師走に入り異常づくめの年も時間と共にに過ぎてゆく。

今週25日は、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げてから50回目の
憂国忌だった。当時、私は高校2年生でテレビの実況中継を見て、軍服姿で檄を飛ばす
姿に衝撃を覚えた。時代は日米安保条約反対と大学紛争が過熱していて、太平洋戦争の
反省と日本近世史の全否定が根底にあり、反体制が社会の潮流だった。

そんな時代に天皇制を中心とした国家像を掲げ、自衛隊を国軍として位置づけるため
憲法改正を訴えた行動は、時代錯誤とも取れるし、あの時代だったからこその行動とも
取れる。しかし、あの日あの時あの行動に出なければならなかった必然や、あの行動の
結果、得られた成果に比べ、失ったものは大きかった。

この所、COVID19の感染者が増え続け、第3波の到来といわれている。
特に、東京圏や札幌、大阪、名古屋などが増え、全国的にも今までの2波を凌ぐ
感染者数となっている。新潟県は今月初旬までは比較的少なかったが、福祉施設や
警察署、学校などでクラスターが発生し、一気に陽性者数が増えた。

その影響は魚沼のような小さな町にも出て、夜の居酒屋はどこも閑散としている。
今までは、予約無しでは行けないような人気店でも、空いている事が多い。
折しも忘年会シーズンに入るが、週3~4回は入っていた私の予定表も、今年は
ガラガラだ。この状態が続けば、夜の飲食店は成り立たなくなる。

明日は魚沼市長選挙が告示される。合併による市制が敷かれて16年が経過した。
4年に1度、5回目となる選挙戦だ。今後4年間の市政の舵取りを決める最も身近で
大切な選挙だ。選挙権が18歳に引き下げられたが、残念ながら若者の棄権率が高い。
私は、与えられた選挙権を行使しない事は無かったが、若者の政治離れは深刻だ。

テレビや新聞は、毎日行政や政治がらみの報道を流すが、あまり良い話題は見ない。
むしろ、政府や首相、大臣や国会議員に批判的な報道が目に付く。翼賛政治は御免
だが、政策論議よりもゴシップ絡みの話題が多く、政治離れの一因になっている。
政治家に求められるものは、国家国民のためになる政策立案と実行力だと思う。

散るをいとふ 世にも人にも先駆けて 散るこそ花と 吹く小夜嵐 (三島由紀夫)