2016.04.30
昨日からゴールデン・ウイークに入り、当社も2日を休みにして7連休になる。
季節が早く進み、家々の庭先ではぜんまい干しの光景があちらこちらで見られる。
とりわけ雪国ならではの山の恵みといえば、コゴミやウルイ、ウドなどが有名だが、
この地方でしか味わえないのが「木の芽」と呼ぶ三つ葉あけびの新芽だ。
木の芽といえば一般的には山椒の若葉を指すがここでは違う。
子どもの頃は山菜を大人たちが喜んで食べるのを見て不思議に思った。
特にウドやぜんまいなどは好きになれなかった。 何よりも山菜独特のエグミが
苦手でどうしてあんな苦いものが美味いのか分からなかった。
その中で特別な存在が「木の芽」だった。 もちろんエグミも有るのにだ。
私の知る限りそうした子供たちはいっぱいいたと思う。 木の芽だけは子供も
大好きな山菜だった。 今でも山菜を食べつけないお客様でも木の芽はとても
気に入ってもらえる。 それも魚沼のような豪雪地でしか食べれない山菜だ。
場所も時季も限定の魚沼山菜の王様といっても良い。
先日、2020東京オリンピック・パラリンピックのロゴマークが決まった。
季節が夏なので朝顔をあしらったカラフルな作品も良かったが、シンプルで
良い作品が選ばれたと思う。 市松模様は日本的だし色彩のトーンが
落ち着いていて洗練されたデザインと言える。
市松模様といえばここ数年インタビューのバック・パネルとして定着した。
役所や企業の記者会見、そしてスポーツのインタビューには欠かせない。
紅白やトーンのはっきりとした組み合わせは画面を引き締める効果がある。
反面、淡いトーンやスポンサーが多過ぎるパネルは全体に締りを欠く。
それにしてもである。 日本では何故みんな同じ市松模様のバック・パネルを
使い画一的な事をするのだろうか。 少しは個性的な円模様とか地域由来の
デザインを施すとかしても良いではないか。 みんな同じインタビュー・ボード
では横並びになって個性が消え、独自の情報発信は出来ないだろうに。
♪ 菜の花畠に入り陽薄れ 見渡す山の端かすみ深し 春風そよふく ・・・
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