2013.06.01
今日は、新潟魚沼から入る尾瀬ルートが再開され記念式典が行われる。
毎年、6月1日に開通式を奥只見ダムサイトで行い、その後記念登山に出る。
魚沼ルートの魅力は、奥只見湖を遊覧船で鷹ノ巣の尾瀬口まで渡る湖畔の
景色を楽しみ、会津バスに乗り換えてブナの原生林の中を御池経由で
沼山峠登り口に至る。
緩い登りが20分位、沼山峠からは下りで大江湿原のお花畑をゆっくり40分
行けば間もなく尾瀬沼長蔵小屋に到着だ。 尾瀬沼を挟んで向こう側には
至仏山がやさしく微笑み、振り返れば燧岳が聳える。
本格的な装備の人は燧にアタックする人たちだ。
登山といえば、5月29日はエヴェレスト(チョモランマ)記念日だった。
1953年のこの日、ニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリーと
ネパール人シェルパ、テンジン・ノルゲイの2人が初登頂した日だ。
この記念日の少し前、三浦雄一郎さんのニュースが入った。
プロスキーヤーで登山家のの三浦さんが80歳でエヴェレスト登頂に成功した。
若くて屈強な人でも厳しいチャレンジなのに、80歳は世界最高齢記録だ。
しかも70歳、75歳に続き今回で3度目というから驚異的だ。
某ウイスキーメイカーのゴマのお蔭だけでは成し得ない快挙だ。
1964年にスキーの速度を競う競技、キロメーター・ランセで172kmを出して
世界記録を作ったり、1966年にはパラシュートを背負い富士山直滑降をやったり、
1970年にはエヴェレストの8000m地点からの大滑降を成功させるなど、
当時から話題に事欠かなかった。
富士山直滑降の時に利用したブレーキ用のパラシュートからヒントを得て
パラグライダーは始まったといわれている。
来週末は恒例となった、鳴倉山を舞台に滑空するパラグライダーの大会が
今年も多くのファンを集めて盛大に行われることになっている。
堅香子の 花咲く北の越の野を おもひて雪の 消えん日を待つ (柊二)
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