会長ブログblog

2024.07.20

パリオリンピック

この時期の田圃はコシヒカリが美しく生長し、緑の絨毯を形成する。

カエルや昆虫類、それを捕食する鳥類、それぞれの鳴き声で賑やか
になる。田圃の香りも稲の生長に伴って変わってゆく。今週は梅雨空
が続いたが、来週はお天気マークも出始め、いよいよ梅雨明けとなる
だろう。気が付けば7月も下旬に入り、待っていた夏休みも近い。

そして来週はいよいよパリオリンピックも始まる。パリでの大会は
3度目だが、美しい芸術の都での開催は実に100年ぶりとのこと。
クーベルタン男爵の本拠地での大会だから、国別メダル数ばかり
話題にせず、出場選手たちの活躍を国境を越えて応援したい。

今大会から新たに採用された競技種目はスポーツ・クライミング、
サーフィン、スケート・ボード、ブレイキンだが、一方で空手や
野球、ソフト・ボールが外れた。加わった種目は若手選手が多く、
外れた競技はベテラン選手中心で地域差も強い競技かも知れない。

しかし私の世代からすれば、新種目の多くはスポーツ競技という
よりは、若者がストリートや海で楽しむパフォーマンスのように
感じる。時代時代で様々な変化を遂げながら、スポーツの種目も
変わってゆくのだ。気になるのは選手の若年化が進み過ぎる事だ。

我が国技の大相撲はオリンピック種目にはなれないが、選手層は
年々国際的になっている。モンゴル勢が中心で、去年11月場所
が初土俵の阿武剋が十両筆頭の今場所も好調だ。関脇に昇進した
先場所優勝の大の里は本来の相撲が取れず序盤で星を落としている。

休場明けの照ノ富士が一人、横綱相撲で土俵を締めている。一方で
ケガによる休場が多すぎる。今場所も尊富士は初日から、朝の山は
先場所も休場した上に今場所も大ケガで休場だ。公傷制度を再考
しないと力士が気の毒だ。ファンの気持ちも尊重してほしい。

わがシャツを 干さん高さの向日葵は 明日開くべし明日を信ぜん
                          (修司)


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