会長ブログblog

2023.08.05

往く夏に想う

出穂したコシヒカリには夕立が欲しい所だが、暫く雨を見てない。

積乱雲はそれなりに発達するが、恵みの雨は山沿いに限定される。
雲の種類でも真夏の積乱雲ほど活発で変化に富む雲は無い。
次々に水蒸気が供給され、上昇気流を造り形を変えてゆく。
入道雲とはよく名付けたもので、その様子は見ていて飽きない。

メジャーリーグでは大谷翔平選手の成績が抜きんでている。
連続して週間や月間MVPも獲得し、打っても投げても大活躍だ。
日本のニュースでも毎日のようにその活躍ぶりが報じられる。
絶好調維持の秘訣は睡眠と食事というストイックな生活らしい。

プロスポーツの世界でトップに君臨できる期間は、せいぜい
数年間だ。過去、どんなに優れた選手であっても長く頂点に
立ち続ける事は出来なかった。大谷選手も例外とは思えない。
その時に日本のファンやマスコミの姿勢が問われるのだろう。

偉大な選手には惜しみない称賛が贈られるべきだし、長く
記憶に留められなければならない。みるみる発達してゆく
積乱雲も夜にはいつの間にか消えている。力強さと儚さは
プロスポーツの選手と共通するところが見える。

猛暑続きの毎日で少し夏に疲れる頃、来週は立秋を迎える。
旧盆も近づき、お盆を過ぎると一気に朝晩涼しくなってくる。
そう、真夏の時間はそう長くは続かないのだ。何ごとにも
始まりが有れば終わりも有る。

夏が暑ければ暑いほど晩夏の寂しさもひとしおだ。行く夏を
惜しみ、少し早くなった落陽が過ぎ去った時間を教えてくれる。
大谷選手は日々ベストを尽くし試合に臨んでいる。私たちが
見習わなければならないのはそうした姿勢に違いない。

照りつづく 土用のそらの雨かれて 雲の峰わく雲の峰の上
                        (子規)


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