会長ブログblog

2024.05.04

立夏

♪ 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに ・・・

今日は後半連休2日目、自然に親しむとともにその恩恵に感謝し
豊かな心をはぐくむ「みどりの日」だ。元々は4月29日の
天皇誕生日が平成の改暦で変わったので制定されたが、昭和の日
として改称されたので5月4日に移った祝日だ。

憲法記念日と子どもの日に挟まれた日で、祝日法の改正により
誕生した名前のない休日だった。この時季の祝祭日に色名を
付けるなら新緑や若葉をイメージさせるみどりが適している。
自然現象もそうだが農作業の始まりの季節でもある。

明日のこどもの日には東京魚沼会の総会が上野東天紅で開催
される。昨年の東京広神会総会で小出会や湯之谷会、守門会、
堀之内会の解散を受け英断された。会員数減少と高齢化で
各郷人会が維持できなくなりオール魚沼での再出発となる。

魚沼市の旧町村単位での郷人会は6つ存在したが、コロナ禍
の期間に総会中止が続き、そうしている内に解散が相次いだ。
今年初めての魚沼会に旧町村の枠を超え一堂に会するから、
大いに盛り上がることを期待し参加してくる。

井沢八郎の名曲「ああ上野駅」に歌われた就職列車で上京
した人たちが中心となった故郷を愛する人たちの集まりだ。
だから総会の会場も多くが「上野精養軒」だった。広神会は
唯一「東天紅」だったが、それでも上野に変わりはなかった。

汽車の時代から新幹線に変わり、同時に流行歌や唱歌の歌詞
から汽車の文字が消えた。「なごり雪」「喝采」「心の旅」
などの名曲は汽車でなければ誕生しない。郷人会も上野駅に
着く汽車の時代に、愛郷の念から結成された団体だった。

ふるさとの 鎮守の森をめぐり鳴く 五月水田の 夜蛙の声
                        (柊二)


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