会長ブログblog

2023.07.15

災害列島

今回の九州北部豪雨災害も線状降水帯による記録的な降水量が原因だ。

九州や西日本各地では頻繁に豪雨が降り、数年に一度は同様の災害が
発生している。線状降水帯は日本全国どこででも発生するし、実際
新潟県でも昨年夏の豪雨災害は記憶に新しい。我が魚沼も12年前の
平成23年に新潟・福島豪雨災害では大きな被害を出した。

雨でも雪でも連続して降れば災害を誘発する。元々梅雨時期は雨が
つき物だが、降り方が変わってきた。こうした現象は日本だけでなく、
世界各地でも起きている。地球温暖化が主因と思われるが、環境を
改変してきたのは地球上の生き者で人間だけだ。

私たち人類は他の生き者と違い、衣類を着用し住居に棲む事で与え
られた環境を生き抜いてきた。18世紀後半からの産業革命により
快適な生活環境を得てきたが、今実行しなければならないのは
エネルギー源の見直しや省エネ対策などやれる事は全てやる事だ。

魚野川夏の風物詩「鮎の友釣り」も今年は例年より早い1日から
解禁となった。しかし、釣り人の姿が見えない。小出周辺では
釣果が上がらないらしい。釣り人たちは情報共有するから、
釣れる場所に移動する。今年も湯沢など上流域の方が良いらしい。

鮎は水のきれいな中流域を好むので、魚野川では小出周辺が古く
からの釣り場だった。石苔をエサにするから、急流域や玉石の無い
下流域は鮎の生態にそぐわない。湯沢がアユ釣りに適するように
なったという事は、それも環境の変化が原因だ。

今日は魚沼青年会議所40周年記念式典が行われる。私たちが
立ち上げて40年の時間が経過した。40歳までの若者で構成
される青年会議所は地域の未来像を描き、市民と行政で共有し
その実現に向けての市民運動と政策提言を行わう団体だ。

今を生きる私たちの責任で、未来社会を創造しなければならない。


カテゴリー:会長ブログ

タグ:

お問い合わせconatct