会長ブログblog

2021.12.18

年末ジャンボ

来週22日は一年で昼時間が最も短い一陽来復の日、冬至を迎える。

太陽の視黄経が270度に位置する日で、二十四節気は視黄経を
15度刻みで区切り、0度の春分から360度に達する啓蟄の期間
までで1年だ。地球の自転軸が傾いているから、0度の時点が春分
だが、1年の始まりとしては冬至の日が相応しいと思う。

年末はクリスマスのすぐ後に正月が控えているので、イベント続きで
その分出費も多い。そのせいか年末ジャンボという宝くじが発売され、
大晦日に抽選される。1等は7億円、前後賞が1億5千万円だから、
通し番号で買えば10億円が当たるという宣伝が賑やかだ。

しかし、1等の末尾が0とか1なら通しで買っても8億5千万円かな
なんて、どうでも良いような心配をする。我が国で、合法的なくじで
高額賞金が得られるのは宝くじしかない。更に、宝くじは当選金と
事務手数料を除いたお金で、様ざまな社会福祉事業に寄与している。

それでも50%を下回る宝くじの当選返戻率は低すぎると思う。
しかも、7等の3百円と6等千円、5等1万円までの当選金が全体の
60%を占める。残った40%が高額当選金に充てられるが、確率は
極めて低くなる。この仕組みはどうなんだろう。

当選しても受領率が低く抑えられているのは、低額当選金が多いのも
原因だろう。10億まででなくとも、1億とか3億とかで1等を多く
することと、3百円や千円をやめれば何倍もの1等当選が出る。
夢を売るのなら、正夢の確立をもっと上げないといけない。

明日は小出スキー場と湯之谷薬師スキー場の安全祈願祭が行われる。
昨冬12月の雪による通行止めや渋滞は大問題だったが、天気予報や
高速道路会社の不要不急の外出を控える呼びかけは、過去にはあまり
なかった。観光業にこれ以上冷や水を浴びせないでほしい。

コロナ禍で不要不急という言葉に慣れ、安易に行動制限をかけ過ぎだ。


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