会長ブログblog

2023.12.30

年の瀬

♪ もう幾つ寝るとお正月 お正月には凧揚げて独楽を回して ・・・

今週は気温の高い日が続き、雪ではなく雨模様が多かった。
奥只見丸山やかぐらスキー場は雪も多く、好コンデションで
営業しているが、その他のスキー場は雪不足で困っている。
先週の大雪警報は新潟や長岡など平野部での影響だった。

今の子供たちもお正月を心待ちにしているのだろうか。年が
改まることは連続する日常を一旦区切ることが出来る機会だ。
良かったこと悪かったことなどそれぞれの1年だが、共通する
のは365日という時間が誰でも平等に過ぎるということだ。

今年も多くの人々が鬼籍入りした。世代がかぶるせいか音楽
関係者が印象に残る。高橋幸宏、坂本龍一、谷村新司などは
同世代で同時代に活躍した。トニー・ベネットは93歳での
大往生で、最近レディー・ガガとのアルバムもリリースした。

アストラッド・ジルベルトやハリー・べラフォンテといった
ラテン系人気歌手も逝った。作曲家のバート・バカラックは
カーペンターズやB・J・トーマス、ディオンヌ・ワーウイック
トム・ジョーンズなどに多くのヒット曲を書いた。

作家では大江健三郎が、そしてついに伊集院静も生活ぶりから
肝内胆管癌により不帰の旅に立った。かつて人生60年時代と
いわれたから、70過ぎればいつ迎えが来てもおかしくないが、
新聞の死亡欄では80代90代が多くなった。

平均寿命も年々少しずつ伸びているようだが、医療・福祉関係
では社会問題化しているのも事実だ。トワエモアは「ある日突然」
という歌で恋の始まりを歌ったが、私たちの世代になると会津の
ころり三観音を巡り、ある日突然旅立つのが理想となる。残念。

薪に噴く 脂赤々とかがやけり 年送り火を 囲炉裏に炊けば
                         (柊二)


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