2021.11.27

師走へ

♪　雪でした　あなたの後を　何となくついて行きたかった　　・・・

今週の寒波で、越後三山、荒沢岳を始め巻機山や三国山脈などは何度目
かの、権現堂山や鳥屋ヶ峰は初冠雪が見られた。そして今朝は小出辺り
も一面の雪化粧となった。早いもので今年も残す所一月余り、新型肺炎
に振り回されながら２回目の年末を迎える。

今週は各種団体の会議後、久々に忘年会や飲み会が４回も行われた。
この時期例年なら何時もの事なのだが、昨年からはずっと自粛してきた
ので、漸く日常が戻った感じだ。南アフリカで新たな変異株が見つかり、
心配だが、国内では感染者が激減し、これから忘年会シーズンに向かう。

しかしながら、我が社では今冬の除雪作業に向け来春までは自粛が続く。
道路除雪は深夜から早朝にかけ、人々が行動する前に完了しなければ
ならないので、感染症流行前であっても晩酌は早々に切り上げる必要が
あった。それ位社会的責任の重い仕事が道路除雪だ。

だから、群馬県の山本一太知事は建設従事者をエッセンシャル・ワーカー
に位置づけ、ワクチンの優先接種も行った。山本知事の考えでは、除雪も
然ることながら、自然災害への対応も視野に入れたものだという。確かに
大震災や豪雨災害などが発生すれば、夜を徹して作業に従事する事になる。

大相撲九州場所も明日で千秋楽を迎える。７月の名古屋場所が１年４カ月
振りの地方開催となり、九州場所は２年振りとなる。一人横綱の照ノ富士
が責任を果たして、連日堅調な取り口で白星を重ねている。平幕の阿炎が
大関貴景勝を破り１敗を維持しているが、横綱が全勝しそうな勢いだ。

新潟県佐渡ヶ島出身の新十両朝乃若も、９勝目を挙げ今後の期待が高まる。
もう一人の新潟県出身力士の豊山は勝ち越し迄後が無い。豊山の大学時代
からのライバルで、謹慎中の朝乃山と同じ高砂部屋に所属しているのも、
何か因縁めいたものを感じさせる。

冬の来し　越後の山は野ざかひの　端山の奥に白くつらなる　（柊二）

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