2025.07.26
♪ 麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた ・・・
例年なら夏休みに入っている週末だが、魚沼では学校にエアコンを
整備したこともあり夏休み期間を8月からにし、期間も8月下旬迄
に短縮した。その分冬休みと春休みに振り変えたという。冷暖房の
お陰で酷暑の夏には家に居るより学校にいた方が良いという判断だ。
厳冬の豪雪期に登校するより冬休みを長くした方が合理的だという。
理由を聞けば理解できるが、夏休みが短くなることは子供たちには
大問題ではなかろうか。7月25日には休みに入り、8月一杯は
休みで、1カ月以上の大型連休というのが夏休みの特徴だった。
暑さ厳しく猛暑日が続けば家に居るのも大変で、いつも図書館や
公共施設などに避難するのも限界だ。しかし、エアコンに慣れた
体では、暑さにも寒さにも対応能力が付くのか心配にもなる。
私たちの子供時代、30℃を超える真夏日は珍しかった。
夏休みの期間には、お盆のお墓参りや夏祭りなどの行事もあり、
親戚縁者が一堂に会する機会も多い。学校に行っていない非日常
の生活や様ざまな体験で心身共に大きく成長する期間でもある。
その夏休みが短くなるというのは、私には少し心配な事だ。
昨日は国道252号六十里越雪割り街道を愛する会による清掃活動
が行われた。例年夏休み前の今頃、魚沼側と奥会津只見町側とが
一緒に清掃を行い、峠付近の広場でおにぎり交流会を開いていた。
今年は、只見側の出逢い橋が雪崩で落橋したため通行止めが続く。
現在、仮橋建設中で今秋の開通を目指す。それまでの間、県境は
繋がらない。道路の有難さを感じながらのゴミ拾い活動だった。
通行止め状態により、沿線の経済活動も大きく落ち込んでいる。
地域を繋ぐ一本の道路が果たす役割の大きさを改めて感じた。
夏めきて 湧く雲見ればこころぬち 湧きくるおもひとめ難てぬかも
(柊二)
カテゴリー:会長ブログ
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