会長ブログblog

2026.03.07

啓蟄

♪ 春は名のみの風の寒さや 谷の鶯歌は思えど 時に ・・・

先月初めまでの豪雪が止み比較的暖かな気候が続き雪解けが進む。
小出辺りの積雪深も1m程度になり、春が近い事を教えてくれる。
今日は浦佐普光寺の毘沙門堂で「裸押し合い祭り」が行われる。
3月3日の祭りが数年前から第一土曜に変更されての開催だ。

「さんげつみっか」の愛称で長く行われてきたので、毎年変わる
土曜日開催はどこか違和感は拭えない。お寺に続く沿道には多くの
露店が並び、中でも「かじっか酒」の屋台は名物になっている。
まだ雪の残る中での裸祭だから熱燗の酒は体を芯から温めてくれる。

この祭りが終わると魚沼では待ちに待った春の訪れが近くなる。
桃の節供は冬から春へと季節の変わり目だ。5日から二十四節気
の啓蟄に入っている。二十四節気は太陽の角度でひと月を太陽の
位置により15度毎に節と中で区切っていく暦だ。

生まれたのが中国内陸部だから、日本の気候とは少しズレが有る。
私たちの地域では春を実感するのは三月節の清明の頃か。今年の
春分は3月20日だが清明は4月5日だから、半月位の誤差が
出る。それくらい気候に違いがあるという事だ。

二十四節気を補う暦が七十二候で、こちらは約5日ごとの区切り
だ。今の候は「巣ごもり虫 戸を開く」の候で、清明の初候は
「つばめ至る」となる。現在の環境変化もあり、少しズレは
出るかも知れないが、農耕には欠かせない暦の時代も有った。

そして今日は須原スキーカーニバルと目黒邸や須原駅周辺では
雪の中を美しく灯りで飾る。地域の皆さんが協力して多くの
ローソクでお客様を迎える。「結いの灯り魚沼雪洞まつり」も
今日で幕を閉じる。協力いただいた多くの皆様に感謝だ。

かかげても しめりがちなるともし火に 音なき春の雨を知るかな
                          (一葉)


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