2024.12.21
♪ Silent night, hory night, All is calm all is・・・
今日は冬至。北半球では1年で昼時間が一番短くなる日だ。
寒さはこれからが本番だが、明日からは夏至へ向かって時間が
刻まれてゆく。だから冬至は太陽が生まれ変わる日「一陽来復」
で縁起の良い日ともいわれる。
来週はクリスマスで、暦の関係から27日には仕事納めとなる。
子どもの頃クリスマスは1年で最も大きな年中行事で、日常では
見る事もないデコレーション・ケーキが食べられるのと、サンタ
クロースからのプレゼントが届く日でもあった。
昭和30年代前半は戦後の足跡が残るまだまだ貧しい時代でも
あったのでクリスマスは特別な日だった。冬休みが始まる日で、
お正月も控えていた。大晦日の夜から始まる年越し行事や
新年を迎える厳かさは、年末年始ならではの特別感だった。
あの時代だったからこそ、感動や満足感で満たされたと思うと
今は不幸とは言わないが残念な時代ではある。家族の結びつきも
希薄になり、故郷への帰省も特別感はなく感動の薄い社会だ。
今を生きる人々が、時代を創るのだから責任は私たちにある。
今年も元日の能登半島地震に始まり各地で自然災害が相次いだ。
年中行事と化した自然災害は私たちの予想を超える気象現象が
齎したものだが、何年経っても想定外という言い訳は最早通用
しない。現実に即した対策が急務だ。
建設業やコンクリート会社を営む立場からも、国土強靭化は
国民の生命・財産を守る初めの一歩と考えるが、我が国の防災
インフラの脆弱さは、繰り返される自然災害が証明している。
一日も早く安全な国土を作り上げることが国の責任だ。
硝子戸の 雪あかりして青き夜 なべては渦のごとく過ぎゆく
(柊二)
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