会長ブログblog

2021.10.16

全国魅力度ランキング

10月にしては高温の日々が続いたが、明日以降は秋の空気に入れ替わるという。

ブランド総合研究所が毎年発表する、都道府県魅力度ランキングで、新潟県は
昨年28位から22位へと順位を上げた。新潟への観光に対する意識が20代で
昨年12%から26%にアップしたのが主因だ。人気の要因はマンガ文化が根付い
ているかららしい。確かに著名な漫画家を多く輩出しているし、専門学校もある。

私の子ども時代は専ら紙媒体だったから、漫画は「冒険王」「少年ブック」「少年」
などの月刊誌で読んだ。その後「少年サンデー」「少年マガジン」といった週刊誌に
変わり、「少年チャンピオン」や「少年ジャンプ」の時代には、継続して購読する
大人も読む雑誌となって、発行部数を飛躍的に伸ばしていった。

我が国のマンガは古くは平安・鎌倉時代の「鳥獣戯画」から始まり歴史は長い。
更に近代から現代に至る迄、日本のマンガは世界中で愛読され続けている。
ランキングで上位に入るのが、北海道、京都、沖縄、東京といった、食や自然景観、
文化度、都市機能などが秀でた人気の地域だが、マンガも文化に違いない。

ランキングの都市部門では、我が魚沼市が県内トップの64位に位置付けられた。
上位には都道府県同様、札幌や函館、横浜や神戸などの主要都市が並ぶが、地方
では軽井沢や富良野などの有名観光地が上位を占める。魚沼市はコシヒカリで
抜群の知名度を誇るので、近隣の地域を代表して選ばれたものと理解している。

一昨日14日、衆議院が解散した。来週19日に第49回衆議院選挙が公示され
31日の投票日に向け選挙戦が繰り広げられる。新型肺炎禍の異常事態が続く中、
与野党ともに、緊急経済対策と医療体制の確保を掲げている。独自の政策を訴える
より、有権者受けを狙っての一律給付金や免税など耳ざわりの良い話が横行する。

財務省トップの事務次官が異例のバラマキ批判を雑誌に掲載するほど、サービス
合戦が独り歩きしている。我が国の政権を選ぶ選挙だから、政策本位でなければ
正しい選択は出来ない。現下の情勢で、選挙目当ての財源を無視した甘言を弄する
政党や他政党批判だけが目的のような候補者は御免だ。

星満つる 峠超え来て楤の木の 夜空に張りし 枝仰ぐかも  (柊二)


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