会長ブログblog

2026.10.03

体感温度

♪ 空よ 水色の空よ 雲の上に夢をのせて 空よ 私の心よ ・・・

10月に入り今年も四半期を残すのみとなった。秋天気がすぐれず
最高気温も20℃前後の日が続く。春の20℃は暖かくなった事を
感じ、気持ちも軽くなる。同じ20℃でも秋は上着が離せなくなる。
人間は慣れの生き物だから寒さも暑さも時季によって感じ方が変わる。

それでも週半ばからは久々に太陽が顔を出し、晴れれば夏日も現れる。
この好天でようやく稲刈りも進むことだろう。収穫の秋を喜ぶ時期だが
米価の大幅下落で農業離れが深刻だ。昨年米不足により5㎏4000円
を超えた価格が、今年は5㎏3000円以下まで下がっている。

そもそも精米したコメが5㎏4000円という価格は高いのだろうか。
1合(150g)はご飯茶碗2杯分になる。4000円で割り返すと1合
120円くらいだ。茶碗1杯なら60円という計算だ。ご飯1杯の値段
として高額だろうか?感覚としてはそれほど高いとは思えない。

戦後の農地解放により小作農に農地が分けられたこともあり、米作農家
は小規模営農が多い。だから兼業が可能となり我が国の主食生産を支えた
歴史がある。しかし現状では高齢化と小規模農業では採算が取れないから
耕作放棄地が増え、農地として機能しない上景観も損ねている。

実りの秋を喜べない状況は変えなくてはいけない。世界でも冠たる健康食
は和食だ。その主食はご飯だ。我が町もそうだがラーメン店やコンビニが
増え、鮨屋は本来のものではなくご飯の上に魚の切り身が載っている
ようなものが増えた。和食文化は大切に伝承してゆかなければならない。

大相撲九月場所は横綱大の里の優勝で終わったが、残念だったのは横綱
挑戦の霧島と、大関を目指した熱海富士だった。大関に返り咲いた安青錦
のように復活を期待したい。小兵ながら大健闘した関脇藤の川や宇良など
若手を含め人気力士が多く、常に満員御礼となるこちらの国技はすごい。

月見れば 千々に物こそ悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど
                           (大江千里)


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