会長ブログblog

2022.07.09

小暑・七夕

♪ 夜空を仰いで 数える星も 君のいない砂浜は 淋しいぜ かがやく・・・

今年の七夕は梅雨明け後で、月も上弦だったから夜空の観察には適していた。
例年、今頃は梅雨空に覆われ、牽牛と織女の年一度の逢瀬も雨に邪魔される
事が多く、今年も小出辺りでは夜半まで低い雲が邪魔していたが日付が変わる
頃には雲も消え輝く星座が煌めいていた。

先週土曜の夕方、小出郷文化会館で結いの灯り実行委員会主催で七夕に灯りを
点すイベントを開催し多くの親子連れから来場いただいた。願いを込めた短冊
には「戦争が早く終わりますように」とか「コロナ退散」などと、ウクライナ
情勢や新型コロナ感染症が反映されたものが多かった。

本来なら学業に関するものや、スポーツや職業など将来に向けた夢などが
書かれるはずが、今年は戦争やコロナ禍に関するものが多く、子どもたち
なりに心を傷めている事が伺える。当たり前の事が有り難いことだという
教訓を、小さな内から教えられる社会は決して良い社会とは言えない。

夏休みを控え、魚沼の山々も先月から順次山開きが行われ、本格的な夏山
シーズンに入る。泊まり掛けで山に入ると星の美しさや夜明け前の空の色、
モルゲンロートと呼ばれる七色に変化する空が見れる。最近は登山から
遠ざかって久しいが、山の想い出は尽きない。

星空といえば、加山雄三も「夜空を仰いで」や「青い星くず」「夜空の星」
など夜空を歌った曲も多かったが、年内でコンサート活動から引退すると
発表があった。ライブコンサートは相当の体力が必要で、かつての若大将も
齢85歳になるというから残念だが仕方ない選択だ。

青春フォークの旗手よしだたくろうも、今年で音楽活動に区切りをつける
という発表が有った。76歳だというが闘病生活から復活し頑張ってきたが、
この辺で一区切りという事か。昭和の若者から大きな支持を得た人たちが
相次いで一線から退くのは寂しい限りだ。

♪ 麦わら帽子はもう消えた 田んぼの蛙はもう消えた それでも ・・・


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