2021.12.25
♪ Chestnuts roasting on an open fire Jack Frost ・・・
今日はクリスマス。早いもので今年も残すところ1週間となりました。
私たち日本人はこの日限定のクリスチャンになり、イエス・キリストの
生誕を祝う。折しも年末商戦を迎え、商店街は賑やかに飾り付けられ、
1年で最も活気にあふれる期間となる。
しかし、最近の商店街にはかつてのような賑やかなデコレーションや
ライトアップも目立つ程ではなくなって寂しい。今より貧しかった時代
でも、人々はクリスマスを祝い、ささやかでもプレゼントを買い求めた。
私の子ども時代、大きな丸いケーキを食べるのはこの日だけだった。
当時のケーキは冷蔵庫が普及する前だったこともあり、生クリームでなく
バタークリームやカスタードクリームで、デコレーションも焼菓子や
アラザンという銀の粒などが主体だった。それでもデコレーションケーキ
の存在感は非日常を演出するに、あまりあるものだった。
日本は、八百万の神を信仰する多神教だから、キリスト教文化も仏教も
神道も受け入れる寛容な国柄だ。だから、クリスマスが終わればすぐに
主旨替えし、お正月の準備が始まる。歳神様を迎える新年午前零時には
お寺の鐘が108回撞かれ煩悩を払う。何という多様な宗教観だろう。
クリスマスも年末年始も、社会を支えるため休まずに働く職業もある。
警察や消防、公共交通機関や医療・介護、観光関連など様ざまな業種が
あるが、私たち雪国の建設業もそうした仕事の一つだ。除雪作業無く
して雪国の社会は成り立たない。道路を守るのは私たちの使命だ。
昨年末に発生した交通渋滞は偶然が重なった所為だ。冬の初めにしては
大雪だった事と、大型車両の装備の不備が原因だった。振り返ってみても
あのような事は無かった。装備を整え、安全運転を心掛ければ大丈夫だ。
雪国の道路はそんなに雪に弱くないので、安心して訪れていただきたい。
来年こそ感染症を終息させる年にしたいものです。良い年をお迎え下さい。
カテゴリー:会長ブログ
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