2025.09.27
彼岸以降朝夕の寒暖差で、刈入れ時期のコシヒカリが食味を増す。
全国的にクマ出没や被害のニュースが出るが、魚沼でもこのところ
頻繁に目撃される。それも里山や山間の集落だけでなく、市街地にも
出てくる。市はクマ出没警戒・被害対策本部を設置し注意喚起する。
警察や消防がパトロールに廻るが、効果的な対応策は無い。
野生動物が問題になったのは何年位前からだったか、初めはサルに
よる被害で農作物が荒らされた。サルも怖いが直接人が襲われる
ことは無かった。6年前に自宅車庫で女性がクマに襲われ大怪我
したが、それ以前は山の中での事故が主だった。
里山の下草刈りや間伐手入れが行われなくなり、奥山との境界が
分からずに人里に迷い込む。オスグマから子グマを守るため母グマ
が人里まで下りてしまう、などが原因という。クマは猛禽類と並び
生態系の頂点に位置する動物だから、自然が豊かな証でもある。
しかし、日本ではクマの天敵オオカミは絶滅したし、大型猛禽類
もクマを仕留めるのは容易でない。クマの他にもイノシシやシカ
の被害も出ている。人と野生動物との共存は棲息区域が分かれて
いる事で成り立つ。同じ空間で仲良くという訳にはゆかない。
鈴やラヂオなど音の出るもので人の存在を知らせるなど受動的な
対応しかできない。事故が起こる前に学識者や狩猟の専門家など
による根本的な対策を期待したい。林業が成り立たず放置された
里山の手入れを、今以上に行政で行う方法も考えなければ。
大相撲秋場所は両横綱による優勝争いが千秋楽まで続きそうだ。
新三役の安青錦は一昨年の初土俵から全て勝ち越し、入幕3場所
も全て11勝でスピード出世した。今場所も勝ち越し、安定した
低い姿勢での取り口で、早くも大関候補の呼び名が高い。
大相撲は若手や人気力士が揃い、令和の黄金時代を迎えている。
カテゴリー:会長ブログ
タグ:
ご相談やご質問などございいましたら、電話かメールにてお気軽にお問い合わせください。