会長ブログblog

2022.12.03

お神迎え

12月に入ると同時に冬型の気圧配置となり、昨日朝から初雪になった。

越後堀之内の皇大神宮ではお神送りを11月に、お神迎えを12月の
それぞれ1日に月遅れで行っている。名前の通り伊勢神宮の分社として
上杉謙信公により建立されたと伝えられている。地元は元より、広瀬谷
や小千谷方面など近郷近在から多くの参拝客が訪れ参道が賑わう。

皇大神宮の縁日だけでなく、積雪期を除いた5月から10月にも参道
に露店を出して賑わいづくりをしようと、毎月第一日曜には「皇大市」
という市を建てている。出店も地元の飲食店やお菓子屋などの他、
趣味の手作り民芸品や朝取り野菜、山菜、総菜、漬物など様々だ。

堀之内商店街には今でも豆腐屋や魚屋、本屋におもちゃ屋などが軒を
連ね昭和の趣を残している。とりわけ理髪店と菓子店が多く、最近は
整体の店が目立つ。日用品を地元の商店で調達できる町は地域独自の
生活習慣も伝承され、町の色合いが出る。

そんな堀之内の盆踊り「大の阪」がこのほどユネスコの無形文化遺産
に登録された。県内では柏崎の「綾子舞」と、全国41件の伝統的な
民族芸能が「風流踊」として登録された。やはり、堀之内は歴史と
文化に根差した地域だという事が証明された。

1年を締めくくる12月に入り、今年の流行語大賞に「村神様」が
選ばれた。王選手の持つ1シーズンのホームラン記録を塗り替える
56本を打ち、圧巻だったのが5打席連続ホームランだった。
あの時の村上選手はまさに神業と呼ぶに相応しいスイングだった。

昨日早朝のワールド・カップ・サッカー1次リーグ、スペイン戦は
ドイツ戦と同じ展開で逆転勝ちした。ドイツやスペインという強豪に
終始試合の流れを握られながらも、ワンチャンスを活かして勝った。
決勝トーナメントで1勝すれば目標のベスト8に入れる。楽しみだ。

街路樹は 冬あらはなる枝張りて 空の寒さを 支へいたるか (柊二)


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