会長ブログblog

2025.09.13

石破総理辞任

今週末は魚沼の秋祭りを締めくくる、堀之内十五夜祭が行われている。

この祭りも数年前から9月15日から第2週末に日程変更されたが、
敬老の日が第3月曜に移ったから、祭り明けの月曜が休みになり
参加し易くなった。しかし去年から正四尺玉花火で有名な片貝祭も
第2週末に移動したから丸被りになってしまった。

今週の話題は何といっても石破総理の辞任表明だ。昨秋選任され
この1年間、石破さんらしい政策実現や自民党の改革などは全く
進まなかった。就任早々、衆議院解散総選挙に打って出たが大敗し、
今秋の参院選でも想定以上の落選者を出し少数与党となった。

与党で過半数割れの状態では、予算を初め各種法案も野党からの
賛成が無ければ通らない状態で政策運営の鍵は野党の動向で決まる。
この状態では政治の安定は望めず野党との協議無くして政策実現は
無い。一方、少数意見尊重の民主主義ルールに叶う状況ともいえる。

しかし、こうした状況を作ってしまった政権与党の総裁が責任を
明らかにしないまま総理大臣の席を温めていた事態は異常だった。
党内からの総裁選挙前倒し要求が強まる中での辞任表明はいささか
遅きに失した。出処進退は外圧でなく自ら決めなければならない。

話題はポスト石破に移り、昨年の総裁選に立候補したメンバーを
中心に立候補予定者が動く。自民党は国民政党と自ら名乗るだけ
あって、特定の団体に依存することなく半世紀近くもの間政権を
担ってきた。政治姿勢も様ざまな意見を持った政治家の集まりだ。

政治と金の問題で派閥解消が進んだから、総裁選びも多くの候補
が乱立し予測が立ちにくい。自民党改革を実現できる人を選んで
国民の信頼を回復しなければ未来は無い。時代の大きな転換期を
迎え、政治も変わらなければ我が国の未来も無い。

帯しめて 祭に行きし少年を 老いて思へば なべて須疑多里
                         (柊二)


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