2022.10.08

栗名月

今日は旧暦９月１３日の十三夜、日本では後の月とも呼ばれる栗名月だ。

今月１日の只見線全線再開通の日、会津若松発下り１番列車のブレーキに
不具合が生じ、緊急停車するという事故が起きた。単線の只見線は上下
どちらかでも立ち往生すればは塞がれ上下線共に動けなくなる。
１１年振りの全線再開通が、思わぬ事故により数時間に亘り混乱した。

只見駅前のうまいもんまつり会場には、特設ステージを囲むテント村に
地元商工会のそば屋や名物ケバブ屋などに交じり、新潟県からも須原の
グリーン焼きそばと三条カレーラーメンなども出店し賑わっていた。
新たな観光施設も出来、只見線に対する地元の期待度の高さが覗える。

駅前といえば、一昨日から３連休の１０日まで大宮駅東口前にある
「まるまる東日本」というイベント・スペースで魚沼フェアが開かれ
ている。魚沼の食と尾瀬三郎伝説にまつわる物販を市役所と観光協会で
運営する。コロナ禍以降、イベントは久々となるが賑わってほしい。

先週末は三遊亭円楽師匠と、アントニオ猪木さんの訃報が相次いだ。
円楽師匠はガンの闘病に加え脳梗塞も併発し病状は案じられていた。
アントニオ猪木さんも難病を患い、ベッドからテレビに中継出演する
などしていたが、ついに帰らぬ人となった。

力道山門下では、ジャイアント馬場が全日本プロレスを、アントニオ
猪木が新日本プロレスを率い、我が国のプロレス黄金時代を築いた。
彼らが活躍した時代、新潟県の民放は新潟放送１局で、TBS系列だった
のでサンダー杉山やグレート草津の国際プロレスの中継だけだった。

馬場や猪木といったスタア選手が退いてからは一時低迷期もあったが、
最近ではアメリカやイギリスでの興行を中心に人気も復活しつつある。
プロスポーツはスタア選手の存在が大きく、人気の低迷していた野球も
MLBでの大谷翔平選手や三冠王の村上宗隆選手の活躍で復活しつつある。

秋来ぬと　目にはさやかに見えねども　風の音にぞ驚かれぬる（敏行）

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