2025.01.25
今週は寒中でも穏やかな日々が多かったが雪の季節はまだまだ続く。
今日は恒例の東京新潟県人会の新年祝賀会が椿山荘で開催される。
毎年、新年会と納涼会が開催され同郷の仲間が一堂に会する。
県人会長は歴代経済人が担ってきたが、現在は東京芸術大学長や
文化庁長官を歴任された佐渡出身の宮田亮平先生が務めている。
毎回人懐っこい笑顔で、佐渡弁での挨拶をする。方言を使う事が
県人会らしくて好感が持てる。地域文化でも方言は今の社会では
どんどん忘れ去られてしまう。地域に根差した独自文化の方言も
意識して使わないと伝承してゆく事が難しい時代だ。
地域といえば大相撲は取組前に必ず出身地と所属部屋を紹介する。
スポーツの世界でも芸能の世界でも出身地を伝えるのは大相撲位だ。
新潟県も豊山や大豊などを輩出したが、現在のところ関取は不在だ。
最近はモンゴルを初め外国勢も大活躍で国際的になった。
一月場所は先場所初優勝した琴桜と準優勝の豊昇龍が綱取りに
挑む場所として大いに期待されたが、琴桜は序盤で連敗を喫し
横綱への道は消えた。豊昇龍は前半は順調だったが中盤までに
3敗を喫し場所後の横綱は難しくなった。
2大関の綱取り場所だからではないだろうが、照ノ富士がついに
引退を表明した。一人横綱で大きな責任を果たしてきたが、膝と
腰に不安を抱え、ここ数場所は休場が多かった。大関から序二段
にまで陥落し、そこからの横綱昇進は気力以外の何物でもない。
今場所も平幕力士が活躍しているが、金峰山、尊富士、王鵬、
四日目からの霧島あたりの相撲は気力の充実を感ずる。反対に
気合負けしていたのが琴桜であり若元春だろう。勝負の世界は
地力だけでなく気力がいかに大切かが分かる。
優勝争いは千秋楽までもつれる、平幕か、大関が意地を見せるか。
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