会長ブログblog

2022.02.12

メトン周期

♪ 虹の地平を 歩み出て 影たちが 近づく手を取り合って 街が ・・・

連日熱戦が続く冬季オリンピックだが、雪や氷が相手なのと競技設定自体の
問題でアクシデントも多い。夏の大会では転倒して失敗する競技は、あまり
無いが、冬季大会ではスキー、ボード、スケートも常に転倒との戦いだ。
技術と体力と体幹がしっかりしてないとスピードに負けてしまう。

もう一つ冬季大会の特徴は、すべての競技に用具が必要な事だ。夏季大会の
陸上や水泳などは、極端に言えば身一つでも参加できるが、冬は用具が重要だ。
スポーツメイカー各社が競って素材や形状、ウエアーに到るまで研究を重ね
オリンピックに勝つための開発を行ってきた。

その成果もあり、用具は安全で操作性の良いものへと進化し、ウエアーに
至っては、寒さや空気抵抗対策が進み素材やデザインは飛躍的に改良された。
今大会ジャンプ団体で、高梨沙羅選手を始め女性ばかり5人もの失格者が
出てしまった事は、時代を反映する何とも後味の悪い結末だった。

オリンピックは4年に一度しかないスポーツの祭典だ。世界的なアスリートは
オリンピックに出て活躍する事が最大の目標となっている。その祭典の場で
本人の責任とは言えない原因で失格となるのは、余りに理不尽な結果だ。
その前の競技では問題なく通っていた同じウエアーで失格という判断は疑問だ。

大会オフィシャル一個人の判断で、重大な決定が下される仕組みも問題だろう。
用具やウエアーに厳しい規制があるという事は、条件下でギリギリの可能性を
追求するのは当然だ。高梨沙羅選手の泣き崩れるシーンとその後のコメントは、
今後の大会運営に活かされなければならない。

今月は、1日が旧暦の1月1日で旧正月だったので、今日は12日だから月齢も
12、明日は十三夜という風に、旧暦同様に日にちと月齢が一致する。235
朔望月が19太陽年にほゞ等しい事から、19年周期でこうした現象が起こる。
紀元前433年に古代ギリシャの数学者メトンが発見したといわれる。

 枝先に 五色の小鳩とまらせて 豊年をまつ わがふるさとは (柊二)


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