会長ブログblog

2022.11.26

ドーハの奇跡

♪ しずかなしずかな 里の秋 おせどに木の実の 落ちる夜は ・・・

今週は各種団体の忘年会も始まり、徐々にではあるが日常に戻りつつある。
紅葉が終わった寂しげなこの時季、雪国では冬の準備で忙しい。我が社でも
冬季閉鎖となる国県道の安全施設撤去や通行止め看板の設置に追われる。
工事現場では最後の仕上げと同時に、除雪体制も整えなければならない。

サッカーワールドカップ・カタール大会も始まり、連日熱い戦いが続く。
日本でサッカーが本格的にプロスポーツとして認知されたのはJ-リーグが
始まった30年ほど前からだ。それまでも釜本や杉山が活躍した社会人
サッカーリーグはあったが、プロスポーツの人気は野球が圧倒的だった。

サッカーは最も競技人口の多い球技で、発祥のイギリスやヨーロッパは
元より中南米、アフリカからオセアニアに到る世界中で行われている。
だから、ワールド・カップ人気は凄まじく、今大会でもサウジアラビアが
アルゼンチンを敗った日は国民の休日にするほどの熱狂ぶりだ。

日本の1次リーグはスペインやドイツといった強豪と同じE組で、苦戦が
予想されたが、23日初戦のドイツ戦で実に効率的なサッカーで逆転勝利
を治めた。当日、実況中継のNHKは1日中ワールドカップモードだったし、
世界中のテレビや新聞はドイツ戦勝利を驚きをもって大きく報道した。

ハリーファ国際スタジアムの日本人サポーターの多さにも驚いた。
テレビ中継からも大きな声援が聞こえていた。今大会日本チームの目標は
ベスト8と謙虚だが、ヨーロッパ・プレミアムリーグで活躍する日本選手
も多いのだから、戦い方次第ではもっと上位も狙えるのではないか。

サッカーは大いに盛り上がっているが、一方で大相撲九州場所も明日千秋楽
を迎える。今場所も横綱不在で大関陣も序盤で星を落とす、ここ数場所同様
の土俵だ。大横綱の血縁で同期生の関脇豊昇龍と王鵬が元気で優勝を争う。
若手で期待できる逸材もいるから世代交代を進めてほしい。

何かと憂鬱なニュースが多いが、スポーツはみんなに元気を与えてくれる。


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