株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

小出まつり

昨日から明日までの三日間、魚沼の夏を締めくくる小出祭が行われている。

小出祭は諏訪町の町名にもなっているお諏訪様を祀る「清水川辺神社」の
秋期例大祭に合わせ、小出商工会が中心となって行われてきた。
昭和40年代まで小出は魚沼郷の中心地であり、夏のお祭りは近郷の
六日町や大和町などからも来る大勢のお客様で賑わった。

当時、縁日の露店は本町交差点から上町の外れまで両側にびっしりと立ち
並び、星加の角から神社迄、動きの取れないほどのお客様でごった返した。
香具師の運営する露店の位置も決まりがあって、本町交差点には瀬戸物屋と
金物屋、次に金魚や亀などの生き物を扱う店が続いた。

途中おもちゃ屋やお面屋、綿あめに水あめ、型抜きの店に金魚掬いなどが続き、
所々には雑貨や金物などを扱う店も混じり、上町の外れには植木屋が並んだ。
一口におもちゃ屋といっても、くじ引きや、からくり玩具、水ヨーヨーに
ままごと屋、射的に輪投げ等など。

今でこそ小型の発電機や商店から電気を借りて照明を灯すが、あの頃は
電気は貴重で高価だったこともあり、カーバイトランプで灯りを取った。 
あの照明はお祭りならではのもので、アセチレンの燃える独特な臭いも
今では懐かしい思い出となった。

夏祭りの華、大煙火大会もあの頃は2日に亘って行われ、花火で文字を描く
仕掛け花火や水中花火もあったが、スポンサー名を紹介する気の利かない
アナウンスは今も昔も変わらない。 神社脇の特設ステージでは聞いた
ことのない演歌歌手の歌や踊りなども変わり映えしない。

小出祭が終われば急に涼しい秋風が吹き、楽しかった夏休みも又終わりを
告げる。 来週から始まる二学期に向けて、やり残した宿題や自由研究に
追われる日々が8月いっぱい続く。 切羽つまらないとやらない癖は夏休み
で培われた子供の頃からの習慣だろうか。

ふるさとは 影置く紫蘇も桑の木も 一様に寂し晩夏のひかり (柊二)