株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

夏土用入

今週始めの火曜、魚沼でも記録的豪雨により河川が氾濫し道路や農地が水没した。

今回は小出の三用川が堤防決壊し十日町地域が被災した。 全国ネットのテレビ
でも流れたから九州北部や愛知の水害と同様の光景が映し出された。
不幸中の幸いは人的被害が無かったことと、平成23年の新潟・福島豪雨災害に
比べたら1日だけの豪雨だったから被害状況も限定的だったことだ。

堀之内では小河川が氾濫し泥流と流木が道路や農地に流れ込み、国道や店舗も
冠水した。 連続降水量が道路閉鎖レベルに達したため、高速道路の小出~
小千谷間が止まった上、国道17号線も一時通行止めとなり渋滞した。 
上越線や只見線、国県道や市道も通行止めが相次ぎ大混乱の一日だった。

梅雨末期の集中豪雨は恒例だが、最近の時間降水量は熱帯地方の降り方だ。
いわゆるスコールのような降り方で熱帯地方では長くても1時間で止むが、
今の日本では長ければ1日でも2日でも降り続く。 最高気温も上がり続け、
35℃以上の猛暑日という新語も聞きなれた。

明らかに気象現象が変ってきているのはみんな気付いているが、茹でガエル
理論で危機感に乏しいのが現状ではないだろうか。 それに熱帯と決定的に
違うのが日本には四季が有る事だ。 どんなに暑い日が続いても、どんなに
大雨が降っても、9月中旬過ぎれば気温も下がり、豪雨の季節も過ぎてゆく。

だから自然環境の変化に対する危機感は、季節が変わる事で解消してしまう。
冬の豪雪にしても春になれば、過ぎた日の過去の出来事になってしまう。
だからこの場所で生きてゆけるのかも知らないが、備え無くして安心無しだ。
四季を愛でる環境は季節毎のリスクとどう付き合うかという側面もある。

防災対策事業は災害復旧工事に比べ経済的であるだけでなく、人命や財産を
失うリスクを回避する唯一の手段といえる。 魚沼を含む北陸はまだ梅雨が
明けていないが、この19日からは既に夏土用に入り、季節の変わり目を
迎えている。 小出から見る越後三山の残雪も日々面積を消してゆく。

今日、明日は大湯公園で季節が逆戻りする「真夏の雪まつり」が行われる。