株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

ライバルは1964年

平年より小雪の今冬だったが、3月の降雪の影響で4月を迎えても残雪が目立つ。

今日から新年度だが、週末に当たったので来週からが業務の開始となる。
年度初めが休みだと、準備期間が取れ勤務地が変る人にはありがたいだろう。 
市役所でも恒例により全体の送別会が年度末の31日に行われているが、
今年は金曜日だから翌日を気にすることなくゆっくりお別れができる。

このところテレビや新聞でAC公共広告機構による2020年東京オリンピックの
コマーシャルが流れている。 「ライバルは1964年」で、2020年に
向け日本を考えようといっている。 当時、私は小学校5年生で、学校を休んで
母に連れられサッカーと柔道を観戦させてもらった。

「あの頃の日本人に笑顔で負けるな」「見る夢の大きさで負けるな」
「人を思いやる気持ちで負けるな」「暮らしの豊かさだけでなく こころの
豊かさでもぜったいに負けるな」とテーマソングの「Hello Song」を歌う
星野源のナレーションが入る。

当時の子供たちの笑顔や遊んでいる画が写るが、服装や赤塚不二夫のギャグ、
イヤミのシェーなど懐かしく思い起こされる。 街頭でのスナップ写真や、
集合写真には必ず何人かの和装の女性が写っているのが当たり前の景色で、
新幹線や高速道路が建設され、東京の街が劇的に変わった時代でもあった。

クレージー・キャッツの植木等の底抜けに明るい笑顔と、明日を気にしない
芸風にも当時の世相が映し出されていた。 今の日本は当時とは比ぶべくも
無い発展ぶりだが、ライバルは1964年というフレーズから見えてくるのは
皮肉にも、笑顔や夢や気持ちやこころでは当時に負けている現実だ。

誘致活動が成功しオリンピックが決まった時の期待感と今の状況は明らかに違う。 
この状況を変えるのは、まさに今を生きる私たちの気持ち次第だ。 景気も元気も
活気も人気も全て気によって左右される。 夢、笑顔、思いやり、心の豊かさ、
子供たちの未来が明るく、楽しく希望に満ちた2020年でなければならない。

春の日の 雪ある坂を山清水 道に溢れて きらめき下る (柊二)