株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

立春

本格的な冬が来る前に一昨日は立春を迎え、暦の上では季節が進む。

とはいってもこれからが冬本番、最深積雪を記録するのは今月下旬だ。
今夜は小出スキーカーニヴァルと小出国際雪合戦の前夜祭も行われる。
明日の雪合戦会場では合併前の小出まちづくり研究会が始めて以来
今年で20年続く人気の「やまに本店」を開店する。

さすがに20年やってきたので常連客も付き、シャレで掲げた本店という
名前だったが、中には本当に本店と支店二店舗が有ると勘違いする人も
いるくらいになった。 もちろんホルモンは正真正銘、元祖「やまに」さん
から仕入れてお客様に出している。

小出は人口規模の割に飲食店が多い。 戦後、不足する電力需要に
対応するため、豊富な水資源を擁する奥只見での発電計画が始まった。
工事には国や県の役人、電源開発の社員、そして工事を請け負う
建設会社の技術者に施工を担当する多くの作業員。

豪雪地の小さな町がそうした人たちで一気に賑やかになる。
取り敢えず食料を調達しなければならないが、今のような流通事情では
ないので、野菜市場と魚市場を建て家畜の屠殺場まで造った。
これにより豚の新鮮な内蔵(ホルモン)が手に入るようになった。

当時ホルモンは放る物の語源からも捨てられていたらしいが、全国から
集まった作業員で戦時中大陸や半島で暮らした経験者から、ホルモンの
美味しさが伝わったといわれる。 あの時代、肉は高価で庶民の口には
中々入らなかったから価格の安いホルモンは喜ばれた。

そんな歴史から小出ではホルモン焼きが定着したし、当然ながら様ざまな
飲食店が軒を連ねる街も出来た。 魚野川右岸の柳原に一大繁華街が
誕生した。 その後、河川改修と区画整理事業に伴い多くが南本町に
移転したが、今でも飲食店の集積は残る。

歴史を重ねた古店も頑張っているし、新規開店も絶えない街が小出だ。