株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

傘が無い

12月に入り昨日から時雨模様となり山沿いがうっすらと雪化粧した。

明後日は24節気の大雪、いよいよ本格的な冬の始まりを迎える。
当社のように山地の建設業は11月中には工事が完了するよう工程を
組まないと、雪により完成できなくなったり、現場へも行けなくなるので
除雪作業が始まる前の今の時期、手待ち状態になる事がしばしばだ。

奥只見丸山のような標高の高い場所に位置するスキー場も開業は
降雪待ちとなる。 雪国では雪が降る事を前提に経済活動が計画されて
いるので降らないとそれはそれで困った状態になる。
だから単純に雪が降らなくて良かったという事にはならない。

雪になってもならなくても、今頃は時雨れる日が多いから傘は手放せない。
世界で傘の消費が最も多いのが日本で、なんと年間1億3千万本という。
一般的な感覚ではヨーロッパやイギリスの方が天気は悪いように思うし、
紳士の装いにステッキ代わりの傘は必需品だ。

フランスのミュージカル映画「シェルブールの雨傘」が公開された時も
シェルブール地方は雨が多い事で有名だった。 それにも拘わらず
傘の消費が世界一というのは例の透明ビニール傘の普及が大きい。
安価でコンビニでも売っているからつい忘れてしまう確率が高い。

かつて靴屋などで売られていた高価な傘を持ち歩いている人は少なく
なった。 やはり忘れ物の代表が傘で、失くすたびに後悔するから
安価なビニール傘を簡単に忘れてくる。 日本人は以前に比べ
持ち物に拘りが無くなってしまったように感じる。

小学校の新入生でもないのに、皆同じ傘をさし、同じ洋服を着る。
年に何回かJRの忘れ物を売る業者がチラシを入れるが、あれは
どう見ても忘れ物ではなく新品の商品だ。 拘り過ぎるのも問題だが
今どき使い捨て大量消費の時代ではない。

♪ だけども問題は今日の雨 傘が無い 行かなくちゃ君に会いに ・・・