株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

小さなスナック

♪ 僕が初めて 君を見たのは 白いとびらの 小さなスナック ・・・

今月号のブルータス、特集は「スナック好き」。 文字から受ける印象は
スナック菓子の事かと思ったら、あの昭和に流行った酒場のことだった。
そのスナックが全国どこの街でも個性的なママやマスターの魅力で
今でも賑わっているという特集だった。

翻ってわが町を見れば、なるほどスナックと呼べる店は結構ある。
流行り廃りはあったが、現存する店はそれぞれの常連客が支えている。
L字型のカウンターが入口ドアーに背を向けて配置され、ボックス席には
赤いベルベットが張られたソファが並べられている。

大抵の常連はボトルがキープされていて、かつてはウイスキーの水割りが
今では焼酎が人気だ。 カウンターのバーバックにはキープされたボトルが
所狭しと並べられ、その数が流行り店の目印にもなっている。
かつてはオーナー名をラベルに書いたが、最近はネームカードになった。

主だった客層は中高年だからカラオケも昭和歌謡が主流で、J-POPなど
歌う若者は店の雰囲気や時間の流れには合わない。
それぞれの店の魅力はママやマスターの人柄もさることながら、客同士が
店の雰囲気を作る所から客層による個性が出る。

だから普段から気の置けないメンバーが集う店に自ずから足が向く。
誰にでも行きつけの店があって、曜日によって顔ぶれも変わったりする。
基本2軒目の店だからたいしたツマミはいらないが、気の利いた店では
人気メニューの2つや3つは持っている。

スナックは軽食という意味もあるのでカレーライスやスパゲッティーなどの
食事も出す。 スパゲッティー・ナポリタンとかミート・ソース、ピザといった
イタリアンはスナックから広まったものだ。 あの頃20歳を過ぎたばかりの
若者にとって大人の世界への入口はスナックの扉だった。

♪ 今日も一人で待っているんだ 君に会えない寂しいスナック ・・・