株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

生態系

猛暑で始まった今夏だが、お盆の雨を境に涼しくなり明日は処暑を迎える。

来週火曜日からは夏を送る小出祭りが始まる。 あれほど暑かった夏も一時の
幻想の如く過ぎてゆく。 心なしか蝉の鳴き声もあの頃の元気はない。
去年大発生し話題になったマイマイ蛾の幼虫が今春孵化し、入広瀬や湯之谷の
山の木々が毛虫に食べつくされ赤茶に変色していたのに、その後姿を消した。

ウィキペディアによると10年周期で大発生するが、天敵の寄生蜂やウイルス
により消滅するそうだ。 そうした自然界の仕組みを私たちは理解できないが、
蛾に限らず昆虫の世界では、しばしば大量発生があったり、全く見なくなったり
が繰り返されているようだ。

今年も蜻蛉の姿をあまり見かけない。 オニヤンマはいるが赤とんぼがいない。
モンシロチョウは見るがアゲハチョウは見ない。 同じ仲間でも種によって出現
に差がある。 蜻蛉は水中生活が長いので、一年だけの気候や環境変化の
影響ではないだろう。

今年は蛍も例年より少なかったようだ。 4年前の新潟・福島豪雨災害で
河川環境も変わったし、何より餌になるカワニナという貝は水質が綺麗すぎ
てもカワニナ自体の餌が無くなってしまうから厄介だ。
「水清くして魚棲まず」というように、適度の汚れが食物連鎖を維持する。

保護された動物が増えすぎて、生態系バランスを壊してしまっている。
日本鹿や日本カモシカ、ツキノワグマは毎年増える。
樹木を喰い荒らし枯渇させたり、人里に出て人を襲ったりしている。
人間がコントロールできる自然などほんの一部にすぎない。

人間以外の生きものは、持って生まれた姿のままで地球環境に適応して
生きているが、人間だけが服を着、家を建て、地球環境と戦いながら生きる。
だからこそ、自己否定ではなく地球に生かされている事を謙虚に感じながら
出来る範囲で環境維持に努めなければならない。

うたひつつ をどりをどりてをみな等の列は 環をなすやぐらかこみて(柊二)

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