会長ブログblog

2015.02.28

ホットワイン

今日で二月が終わり暖冬予報が外れ大雪だった冬も漸く先が見えてきた。

今冬は始まりが異例の速さだったが、一月は比較的穏やかに推移した。
二月に入って豪雪となり一気に積雪深を伸ばした。 それでも運の良い事に
国際雪合戦や雪中花水祝の日は晴れて盛況の内に終えた。
「雪さえ降らなければよい所なのに」という言葉も、今になれば過ぎた過去。

周辺の里山も雪崩跡や雪割れが目立ち、春が近い事を知らせる。
来週は浦佐の「裸押し合い祭り」や、緑川酒造の「霞しぼり春祭り」といった
人気の行事が連続して行われる。 夏祭りはビールが主役だが、冬の祭は
日本酒が無くては始まらない。

魚野川で採れた「かじっか」を、しっかり焼いて乾燥させ熱燗に沈める。
良く焼いて乾燥させないと生臭さが出て美味しくない。
酒の色がほんのり茶色がかったら飲み頃だ。
香ばしく独特の旨みは雪国のこの季節ならではの味わいだ。

国際雪合戦の会場でも「かじっか酒」が人気だったが、響きの森公園の
雪のコロシアムに会場を移した20年位前から、毎年「まちづくり研究会」で
「やまに本店」を出店し、ホルモン焼きを振舞ってきた。
小出の人気店「やまに」のホルモンを炭火焼で出すから「本店」を名乗る。

今年はホット・ワインを試したところ、美味しくて温まると人気だった。
赤ワインを温め、砂糖とシナモンを加えて飲む。 かつてスキー場でも
見かけたがあまり普及しなかった。 久々にやってみたらなかなかいける。
ヨーロッパでは一般的な飲み物だと聞いたことがあったが頷ける。

酒席は数多いがいつも同じ飲み物ではつまらない。 世の中には数多くの
種類の飲み物が有るのだから、いろんな国の様ざまな酒を楽しもう。
季節に合った飲み方もそうだ。 冬は冬なりの、夏には夏に合ったスタイルが
有る。 春が来るまではもう少しの間、温めて飲むのが良い。

うまきもの 心にならべそれこれと くらべまわせど酒にしかめや (牧水)


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