会長ブログblog

2014.07.26

所属地域

7月最後の週末を迎え、市内の小中学校も今週から夏休みに入った。

都会より一週間ほど遅れての夏休みだが、地域によって期間も変わる。
今週は関東甲信までの梅雨明けが発表になり、いよいよ本格的な夏になる。
春と秋は中間的な季節だから例えば夏と冬との間の期間だが、真夏や真冬と
いうように夏と冬はハッキリとした季節感を主張する

日本列島は北海道から九州・沖縄までの南北に伸びる地形だから、
地域によって気候も様ざまだ。 沖縄ではとうに梅雨が明け、夏本番を迎えて
いるが、東北や北陸では梅雨明けはまだ発表にならない。
北陸はもうじき明けるだろうが、東北はもう少し先になるのだろうか?

一年間の気象現象の中で梅雨だけが特別扱いされ、梅雨入りとか梅雨明け
とかが気象台から発表になる。 それも以前は単なる発表でなく、宣言だった。
そこまでキッパリと言い切ると、その後の天候次第では都合が悪い事もあった
ので、最近は宣言は使わなくなった。

新潟県はある時は北陸、ある時は関東甲信越、そしてある時は東北や中部と
所属地域が変わる。 天気予報でも、NHKは関東甲信越で、民放では北陸や
中部など各局によってエリアが変わる。 NHKの天気予報ではとりわけ冬は
新潟だけが雪マーク、他はすべてお日様マークで違和感がある。

海の日に魚沼市長杯市民ゴルフ大会が行われ、今年は在新潟中国総領事が
特別参加されたので、ご一緒させていただいた。 広い中国では地域で言葉が
違うのは知っていたが、それでも会話は成り立つだろうと思って訊いたら、
全く成り立たないほど発音が違うということだった。

考えてみれば日本でも、青森県人と沖縄県人がそれぞれの言葉で話したら
通じるはずがない。 地域によって気候も風俗も言葉も違うから、その土地の
個性ある生活文化が醸成される。 今日と明日は恒例の「夏の雪まつり」が
銀山平で行われる。 豪雪地でしかやれない真夏の贅沢なお祭りだ。

夏めきて 湧く雲見ればこころぬち 湧きくるおもひ とめ難てぬかも  (柊二)


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