株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

夏至

梅雨時ながら空模様はあまり崩れず、週末のスポーツイベントは順調だった。

明日は越後魚沼ロータリークラブ主催の「シャンソンの夕べ」が開催される。 
様ざまなジャンルの中でも、特にシャンソンは季節感を謳うものが多い。
毎年この時期に開催され、選曲も季節に合わせるから同じ歌が登場する。
それでもこの季節に合った選曲だから違和感はない。

今年は嵯峨美子さん。 学習院大学在学中に俳優座養成所に入り、その後
串田和美、吉田日出子らと自由劇場の創立に参加した経歴だ。
シャンソンやカンツォーネ、フラメンコなどの音に触れる機会が少なくなり、
東京でもここ何年かの間に「銀巴里」を始め多くのシャンソニエが姿を消した。

それだけに魚沼のような地方の町でシャンソンが聴けるのは貴重な時間だ。
一方で日本人が歌を聴いたり、歌ったりすることが減ったか?  といえば、
I-PODやスマート・フォンからイヤフォンで繋がっている若者を多く見る。
都会の繁華街ではカラオケ・チェーン店の看板も、賑やかだ。

音楽を聴いたり歌ったりすることが、以前よりも身近になったともいえる。
そんな環境でも多様な世界の音楽に触れる機会が少ないという事は
如何したことだろう。 SONYがウオークマンを出してから、音楽はみんなで
共有するものから個人で楽しむものに変わったともいわれている。

ウオークマンが変えたのはもう一つ、音楽をポータブルにしたことだ。
室内でスピーカーに耳を傾ける形から、いつでもどこでもイヤフォンから直に
音楽が体に流れる。 そして今では、インターネットから簡単に曲を買う事も
出来るようになって、CDの売り上げも伸び悩む時代になった。

家電量販店のオーディオコーナーも、アメリカや日本の専門メーカーの機器が
並んではいるが、売り場面積は縮小され場所も片隅に追いやられている。
日本の老舗メーカーもオーディオからの撤退が相次いでいる。
音楽は人類の大切な文化なのに、随分と簡単になってしまったものだ。

夏を迎ふ おもひみだれてかきにごり つかれしむねは歌もうたはず (牧水)

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