会長ブログblog

2013.08.31

真夏の夜のジャズ

8月が今日で終わり明日からは9月、雪国の夏は駆け足で過ぎてゆく。

今年の小出祭は暦巡りで週初めからだったから、昼間は人出は疎らだった。
祭の日程を週末に移動している地域もあるが、小出は今のところ清水川辺神社の
秋期例大祭に合わせて行っている。 秋の豊作を祈願するお祭りの趣旨から、
諏訪神社で毎年決められた8月25~27日に行われている。

お祭りは世界中どこでも行われているが、古くからのものは神への信仰や
宗教的色彩を帯びるものが多い中で、そうした起源でないお祭りも沢山ある。
音楽祭や演劇祭、文化祭、或いは体育祭などは宗教とは無関係だ。 
これからの季節は芸術の秋やスポーツの秋で、こうした祭の本番を迎える。

音楽祭といえばジャズ・フェスティバルやロック・フェスティバルもあった。
日本ではフジ・ロックやTOKYOジャズ・フェスティバルが有名だが、
アメリカではウッド・ストックやニューポート・ジャズ・フェスティバルがあった。
何れもがドキュメンタリー映画になったから、何度も見ることができた。

映画「真夏の夜のジャズ」は、1958年のニューポートのコンサートだ。
ジャズのスタイルが一段と進化する時代で、ファンキーやハード・バップ、
クール・ジャズと呼ばれたウエスト・コースト・ジャズも出て多彩だった。
コンサートだけでなく、ヨット・ハーバーも映され、おしゃれな映像だった。

そうしたアメリカのコンサートや街角には車イスの姿が多い。 
音楽の世界でも障害を持つ演奏家や作曲家も多い。 古くはベートーベンだが、
日本でも佐村河内守が人気を博している。 ジャズではジョージ・シアリングや
レニー・トリスターノといったピアニストやローランド・カークも全盲だ。

レイ・チャールス、スティービー・ワンダー、ホセ・フェリシアーノ、
日本では長谷川きよしなど、障害を持ったミュージシャンは多い。
こうした人たちが一線で活躍できるのも、音楽や芸術の素晴らしい所だ。
オリンピックとパラリンピックが、セットで行われるのも意義深い。

明日は9月1日、二百十日で防災の日でもある。 台風が心配だ。


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